2008年11月04日

天皇杯 仙台戦

仙台は気持ちはいってたなあ。
攻撃的で運動量も多く好感の持てるチームだったよ。

クサビを積極的に打っていってサイドに展開していくサッカーは
高円宮杯で対戦した前橋育英を思い出したね。
さらに、仙台はプレスも激しく守備も粘り強かった。
ここを高いレベルで両立できるのがさすがはプロというか。
人もボールも動いて、寄せも早い。
ああいうサッカーは見ていて気持ちいいです。
個々では関口のスピードと、富田のスルーパスには驚かされた。
J2はテレビで少し見るくらいだからいろいろと新鮮だね。
手倉森さんはイイコーチなんだろうな。

東京は…うーん、どうだったんだですか??
そんなに酷くも感じなかったけど、特段よくもなく、なのかな。
中盤でのボールの動きもスムースじゃなかった。
鹿島戦を見ていないから楽しみにしていたんだけど
正直、ちょっとがっかりなんて言ったら失礼なのかな。

前回も書いたけれど、今はいろんな組み合わせがあって
相手を見て相対的に何がベストか選ぶのが難しいね。
今日もベストで行くって言ってもその布陣がベストかどうか。
実際に今日は途中交代でエメルソンが出て
梶山とワンタッチでボールをまわすことで
後半はボールを運ぶことができてペースも握ることができた。
(もちろん、相手が前半から飛ばして
中盤が間延びしてきたこともあるんだけど)
90分トータルでベンチどう勝負するかもあるけど
そこのあたりはその状況によって何を優先するのか悩ましい。

あと、そうなってからもまだ崩しで物足りない。
危険なパスが最後のパスだけでその前のパスにも恐さがほしい。
そうすると、もっとサイドもえぐれるはずだし
そうなれば、枠内シュートも増えるでしょ。
たとえば、クロスがよければシュートが簡単になるように
クロスの前のパスで相手の裏をつければ
クロスはシンプルなものでOKになるしシュートはもっと簡単になる。
パスじゃなくてもドリブルでもいいと思うんだよね。
あの時間帯、せっかくボールを動かせてきて
スピードのある鈴木達也や点であわせられる赤嶺もいる。
そこをどう生かすかをもっとつめていったらいいのかな、と。
今日は天皇杯の初戦だったけど、
いつかリーグ戦でも優勝するために
どうしても1点とらないといけないって場面がくる。
そのときに相手を押し込んでやり切れるか。
ガンバならたぶんできると思うんだよね。
ちょっとカラーは違うけどフロンターレもそういうことができる。
うちも今のサッカーをやるならそこにいかないと。
今日はそういう意味では最終的に獲れたから評価できるって部分と
まだそれじゃダメだっていう部分と両方あったと思う。

それから、試合後に公式サイトのコメントで
城福さんがサイドへのボールの動かしかたを語ってたけど。
ビルドアップから攻撃が始まったときに
中盤で絞らせておいてサイドを変え
高い位置のウイングにボールを入れる。
そうやって、サイドバックをあがらせる、と。
思うんだけど、これ、まんま柏U-18だよね。
彼らの試合を見ているとホントに流れるようにSBがあがってくる。
プロとユースの違いはあれど、
彼らのビルドアップの完成度が高いことを実感するね。


この話もさっきと同じだと思うんだよね。
徳永にサイドチェンジのボールがはいれば
ドリブルか作り直しで攻撃はやっぱり難しくなる。
でも、その前に中盤で一工夫して高い位置の石川にいれれば
攻撃は圧倒的にシンプルになるんだよね。
だから、ビルドアップの繋ぎは重要なんだろうね。
よくわかってないけど…。


今回の試合は反省点もたくさんでたけど
トーナメントである以上、まず勝つことが大切だから
また切り替えてリーグ戦に集中してほしいです。



U-19の試合は帰ってきてから見ました。。
コメントしにくいわ。。
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2008年10月31日

鹿島戦

先週末はそんなわけで(どんなわけ?)で深川に行ってました。

鹿島戦は素晴らしいゲームでしたね。
帰ってきてからテレビでご飯食べながら見たので
あんまり詳しくは見てないんですけど
内田を凌駕した長友の運動量はハンパなかったですね。

カボレはサイドに置いてから
すっかり東京の最大の武器になりましたね。
相手DFに脅威を与えるという意味では
間違いなく今Jリーグ最強のウイングです。
この日の内田は良くやっていたと思うけど
それでも自然と左サイドに本山や岩政、青木など
まわりの選手がカバーに引っ張られていくんですよね。
もしカボレが点を取らなくてもそれだけで
チームとって大きな意味がありますよ。

でも、今年の東京のいいところは
それにおわらないってところですよね。
たとえば、ボールのおさまりどころについても
ボランチの梶山ともう一つ高い位置に
必ず誰かを入れていくんですが、
そこもやりかた次第で変えていく。
大分戦ならエメルソン、鹿島戦は平山ですよね。
大分戦は点の取れる赤嶺を中央に
右サイドに高い位置でキープできるエメルソン。
それはそれで狙いがあってやったことだけれど
残念ながら結果を出すことはできなかった。
そこで、鹿島戦はサイドでカボレ、
石川とスピードのある二人をおいて
その代わり、中央でボールをキープできる平山をいれた。
でも、それは行き当たりばったりや目新しいものではなく
この一年間でやってきた中で選択したもの。
今年のチームの特色がここにある。
序盤から中盤にかけてローテーションのように
メンバーを入れ替えてやってきたことが
後半になってきてチームの長所を増やすことなってるんですよ。
今の平山は献身的に守備もするしトップ下をやったことで
ボールをおさめたときにまわりも良く見えている。
たしかにFWとしてはあのヘディングあたりを決めないと
物足りない感じもするかもしれないけど
この試合でのチームのコンセプトを表現するには
平山は欠かせないピースだったし
そういうふうに平山を起用できるように
本人とチームを仕上げてきたスタッフは素晴らしいと思う。

これは平山だけに限ったことじゃない。
徳永と長友とサイドバックにもいえるんじゃないかな。
左で徳永を起用した理由は徳永自身の潜在能力を
もう一つ引き出したいという考えだったのかもしれないけど
結果的に、それが長友の能力を引き出すことにもなった。
もし今までどおり、徳永の右がありきだったら
ここでいきなり左右を入れ替えても
ここまで上手くはいかなかっただろうし
もし事前にやっていたとしても
それが最初から長友をライバルにぶつけるために
徳永のポジションを変えるのだったら徳永だって面白くはないと思う。
最初からそこまで考えてやっているのかわからないけれど
今年のスタッフは素晴らしいチームマネーメジメントをしてると思う。

もちろん、全ての選手にこの話が当てはまるわけじゃない。
むしろ、上手くいっていない選手のほうが多いはず。
たとえば、平山にしてもあれでいいのかと言ったらそうじゃない。
彼がしっかり中央でヘディングを決めてくれればチームはガラリと変わる。
最終局面で相手DFはサイドも中央もケアしなくちゃいけない。
そうなれば、東京のアタッキングサードはもっと魅力的なものになると思う。

ホントまだまだ、これから。
だからこそ、もっと強くなれると思うし
誰一人こんなところで満足してちゃいけない。

城福さんのチーム作りは積み木を重ねるように進んでいく。
それはまるで育成年代を指揮してるようで
あきらかに結果だけを求めるトップチームのそれじゃない。
自分の理念を曲げずに結果を出そうとする強い意思と情熱。
今この鹿島戦の確かな勝利にあらためて
素晴らしいマネージャーでありコーチに東京は出会えたなと思います。


残り4試合、熱き監督に率いられチームは本気で優勝を目指していく。
それを後押しできる東京サポーターは幸せを噛み締めて応援してほしい。
カタルシスはスタジアムで最もサッカーに近いところで得られるもの。
万博、神戸、味スタ、フクアリ。
多くのサポーターに思う存分サッカーを楽しんでほしい。


p.s.
「味スタを満員に」しなくてすいません。
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2008年10月05日

清水エスパルス戦

試合後のコメントを見ると納得はしないけど
いろいろ理解もできるかなっていう前半だった。
帰るときは何であんなだったんだろと思ってたけど
少し試合前に相手を見すぎたっていうか。。
苦手意識はないとは言え、負けられないという思いは
優勝争いもしてるし、コーチ、選手にもあっただろうし。
たぶん、梶山、浅利、今野っていう中盤の構成は
競り合いに強い清水を意識して置いたんだと思う。

前半の蹴り合いの展開は東京も予想していたはず。
互いの前線がDFラインにプレッシャーをかけ
中盤は浮き球とこぼれ球でバタバタ状態だった。
セカンドボールの拾い合いとそこからの攻守の切り替え。
ここが立ち上がりのポイントだった。
ゲームとしては清水のほうにやりやすさはあっただろうけど
先制されるまでは東京もそこまで酷くはなかった。
耐えて時間がたてば90分間あんな試合は続かない。
どこかでゲームは落ち着くはずだった。
ただそんな流れから積極的に打っていた清水のミドルがゴールを割る。
勢いづく清水に東京は完全に後手に回る形になってしまった。

結果的に、相手の良さを消しにかかるべく選択した布陣は
むしろ自分たちの良さを消してしまった。
相手はセカンドボールを拾いシンプルに展開してくる。
東京は意図もなくただ蹴るだけ。
浅利が試合後のコメントで語ったとおり。
その差がゲームの内容と結果にあらわれてしまった。

でもだからといって後半の内容を見て
前半からボールのおさまるエメルソンを出していたらよかった
というのは結果論でしかないと思う。
東京も試合前に相手を研究してその時点では
もっとも勝てると思われる戦いかたで試合に入った。
だから、エメルソンを先に入れていたら
違った状態で清水にやられていた可能性もある。
(というか、そう考えてたからああいう入り方をしたんだし)
だから、あの布陣で自分たちのサッカーを貫けなかったことが問題だ。
そこは技術的なのか、戦術的なのかは素人にはわからないけど。

清水は布陣をいじりはしたものの、サッカー自体を変えなかった。
兵藤、山本とミドルの得意なプレーヤーを両サイドに置き
そこの積極性が結果として先制点を奪い、
リズムを掴むと細かいパスワークも混ぜてゲームを支配した。
カボレ対策で起用した岩下が利いていたかはともかく、
その彼がコーナキックから大事な2点目を決め
久しぶりの先発となった原が美しいターンから決定的な3点目を決めた。
清水の前線はボールのおさまりもよかったと思う。
決定力という意味でこの日は彼らに完全に軍配があがった。

今のJリーグは本当に差がない。
だから、ちょっとしたことでこういうゲームになってしまう。
磐田相手に5点とったけど、磐田も決して弱くはない。
試合の入りかた、先制後の時間、ロスタイム…
結果を出すにはそういうところの過ごしかたも大切だ。


前半の東京は自滅だった。
後半の2点は仕方がないものではない。
前半の酷さがうんだもので
2点とも前半のスコアにいれてしまってもいい。
1-5というスコアは妥当だし受け入れるべきだ。


ただ、悪いことだけが出た試合でもなかった。

後半しっかりブロックを作ってきた清水に対する攻撃は
今までの単純な攻撃から脱却していることを見せてくれた。

今まで押し込んだときの東京の攻撃といえば、
この試合でも何度も見せていたけど、
SBの長友がサイドに深くはい込みDFラインをひきつけて
そこからフリーの梶山にバックパス、そしてそこからクロスをあげる。
そういうシンプルなパワープレーみたいなものが多かった。
キック精度の高い選手にフリーでクロスを入れさせれば
たしかにそれだけでチャンスにはなると思う。
ただ、この日みたいに高木や青山相手ではなかなかゴールはうまれない。

しかし、この試合の後半ではエメと洋平を中心に
ワンツーやフリック、スイッチなど多彩なアイデアを使い、
狭いなかで最終ラインの裏をつくパスも積極的にいれていった。
中で仕掛けられる個の存在とそういう意識をチームにもたらしたことで
東京のアタックの質が変わってきていることをこの後半はすごく感じた。
唯一のエメルソンのゴールもワンツーから。
抜け出した後はもちろんエメルソンの巧さはあったけれど
あの瞬間パスワークで引いた相手を崩すことができた。

今目指しているサッカーは、こういうときに真価が問われる。
こういう試合で相手が引いて自分達が前に出たとき
幾度となく決定機を作れるようになって
はじめて目指しているところに近づいたって言える。
狭いスペースを見つけ仕掛けの判断を素早くできるか。
そこで、確実に技術を表現できるか。
できれば、エメルソンみたいなゴールがうまれる。
そして、それもできて先に書いたクロスも入れられれば
さらに攻撃に厚みがましてこういう試合もモノにできる。

確実にうまくなってる。
そう感じた後半の数十分だった。

今年の東京は負けたときに成長を感じることが多い。
いつだかの浦和との試合でも負けはしたが、
ボールの繋ぎという点では成長を感じた一戦だったし
東京も新しく変わってきたなと思った。
今回の試合はアタッキングサードに入った後、仕掛けの部分に変化を感じた。
一年をかけて階段を上がるように城福サッカーは浸透してるなと思う。
でも、目指しているところからするとやってることがまだまだ物足りない。
もっとこのチームは上手くなる。
そして、もっと上手くならなければ強くはならない。


試合後、サポーターの後姿には感動した。
サッカーでムーブできないなら僕らが動かせばいい。
声は選手達にも届いただろう。

いつだって俺達がついてる。
食らいついていこう。
諦めるな。
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2008年07月07日

J1 浦和レッズ戦

さいスタ。浦和レッズ戦。


前半の田中達也は素晴らしかった。

今までの城福東京は、目指すべき理想のポゼッションサッカーと
相手の良さを消すという現実的な戦いかたをうまくミックスさせて勝ち点をあげてきた。
ところが、この試合では消すべき相手のよさを事前に把握しきれていなかった。
田中達也の入った浦和を一試合でも確認できていれば
この試合はまた違った展開になっていたと思う。
試合に入ってから確認するのでは遅すぎた。
修正しきれずに失点。むしろ、あの状況、1点ですんだのは幸運だった。

後半は、城福さんの目指すサッカーをできたと思う。
ボールを繋いで運べていたし、内容は僕としては満足できるものだった。
最後の崩しの部分はこの試合に限らず難しいところ。
まだまだアイデアや技術的に足りないのは事実だし
そこで諦めて違う方向性に向かうのなら城福さんを監督にした意味はないだろう。

ビルドアップをやれたのに完敗したという、もどかしさ、悔しさは凄くある。
でも、ポゼッションサッカーを目指せば、こういう試合は必ずある。
ただFC東京がこんなふうに敗れたのは初めてじゃないだろうか。
それだけでも価値はあると僕は感じた。
城福サッカーは、まだまだ始まったばかり。
チームには上を向いて成長してもらおう。


今は連動を手放している浦和も個々の能力はやはり高かった。
田中達也が下がってもゴールを決めた永井や梅崎が出てくれば恐さは残る。
守っているだけに見えても必要とあればポゼッションして
ワンタッチでこちらのチェックをいなすこともできる。
そして、何よりも浦和のホームの雰囲気は大きい。
目に見えない圧力をピッチにもベンチにも与えてしまう。
東京ダービーではホームのサポーターの声援を肌に感じてやりきった城福さんも
今度は逆に相手サポーターのあの雰囲気をどう感じたのだろう。
U-17代表での実績はあるとはいえ、プロの監督は初体験。
気持ちが昂らなかったとは言えないんじゃないだろうか。

自分の理想を掲げ追求する情熱家の城福さんが
この試合に勝てなかった現実を受け入れるのは難しいだろう。
試合後のコメントもみっともないほどに悔しさがにじみ出ている。
でも、僕はそういう城福さんが好きだし
こういう人だから東京を変えてくれると信じている。

とにかくまだ城福東京ははじまったばかり。
中断期間のキャンプを経てポゼッション能力が高まったのはこの試合で感じることが出来た。
これからはそこの精度をさらに高めるとともに
最後の部分のアイデアや精度、攻めているときのリスク管理などを
勝つための手段を上積みしていく必要があるだろう。
この3連戦はそれを積み上げ強くなる最高の機会。
ここから始まる小平の3週間はチームが大きく伸びる大事な時間になる。
この結果でも決して下を向かずにトレーニングに臨んで欲しい。
まずは、この最初の一週間。
課題を分析してしっかりと練習に取り組んで次の鹿島戦に備えて欲しいと思います。
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2008年06月30日

J1 ジェフ千葉戦

久しぶりに喉がかれて痛いですねー。
でも、気持ちのいい痛みです。

小平でビショビショになって急いで着替えて味スタへ。
今野が開始8分で退場するアクシデントもあり
厳しい試合になったけれど、その内容は素晴らしいものでした。

前半立ち上がり。
ジェフはもっと攻撃的なサッカーをするものだと思っていたのですが
ふたを開けてみると、予想とはかなり違う印象でした。
システムを見ると4-2-3-1。トップ下は下村でボランチ2枚は戸田と斉藤。
布陣だけでも守備的に感じたのに、実際に試合が始まってしばらく見ると
新居などの両サイドはかなり守備的に位置し、SBもまったくといっていいほどあがらない。
正直、なんだこのサッカーは・・・と思いました。

あとで知ったんですけどミラー監督はawayを意識して戦ったらしく
思い返してみればリバプールもCLとかでこんな試合してたかなと妙に納得してしまいました。
でも、ここはJリーグなわけで・・・ぶっちゃけあんなに守ることもないような・・・。
それはFC東京が10人になってから余計に感じました。
今野が退場した時点で新居とレイナウドで2トップにしたり
どこかシステムをいじってくるものだとばかり思ったんですけど
何もいじってこなかったし、後半の立ち上がりでも
(城福さんもインタビューであとで語ってましたが)
両ウイングをもっと高めにして3トップ気味にやるのかなと思ったけど、そこも変わらず。
巻の入れたタイミング自体は悪くはなかったと思うのですが
彼だって別にフェルナンド・トーレスじゃないんだし時間が短すぎますよね。
きっとそのことは城福さんも予想していただろうし
そのとおりすかさず徳永を真ん中にいれてフジを右に出し対応しました。
(あとでまた戻したようですが)
千葉のこの日の戦いかたは10人の相手にあまりにも
慎重すぎるんじゃないかと試合を通じてずっと思いました。
最下位という現状、負けられないっていうのはあるんでしょうけど
選手達が自発的にもっと仕掛けていたら試合はもう少し面白かったと思います。

でも、東京的にはすごく助かりましたね。
おかげで10人になっても主体的にプレーできたし
相手のストロングポイントにこっちが左右されることもなかった。
教科書どおりに全員が守備をして今野の穴をうめ
とくに梶山の両脇を羽生とエメでよくカバーしました。
ポゼッションでも平山やエメ、梶山など
一人ひとりにキープ力があるので問題は少なかったと思います。
この試合を見ていて強くなったなと感じた人は多いんじゃないでしょうか。


佐原のゴールシーンは、平山のアシストというか、佐原が上手かったというか。
平山には斉藤が、佐原には下村がマークについていたんだけど
佐原はボールが入る直前にファーへ動き平山にくっついて
下村が平山と斉藤がデカイ壁みたいに邪魔になって
佐原に思うように近づけないようなポジションについていた。
(たぶん、たいして確認してないんで話半分に聞いといてください)

最初はこんな感じ。
(ゴール前)
○B ○L
下佐 斉平
村原 藤山

ボールが入る瞬間に佐原が平山に後ろにくっつく。
(ゴール前)
○○LB
下斉平佐
村藤山原

下村も慌ててつこうとするが斉藤と平山がデカい壁になって邪魔になる

それで、そのままファーのスペースにボールが入って
佐原がドブリーでヘッド。
(ゴール前)
○○L→B(ファーへ逃げる)
下斉平→佐
村藤山→原
(邪魔になって佐原に近づけない)   

今年は本当にセットプレーでフリーになることが増えましたね。
ゴールに至ってない場面でも数多くありかなり練習しているんだなというのを感じますよ。
試合前の非公開もこういうセットプレーはかなりやってるんじゃないかなぁ。
一度見ちゃえば相手もプロだから抑えてくる。
実際二度目のセットプレーでは佐原が動かないようにしてガツガツやって凄かったです(笑。

ジェフのサッカーのこともあり前半の内容からすると
10人であってもできたら前半のうちに2−0にしておきたかった。
後半に東京の選手が疲れるのは目に見えていたし
内容は良くてもこちらは10人で何が起こるかわからない。
ベンチには若手が多いし不測の事態で対応するには未知数すぎる。
できたらセットプレーでもう一発、2点目がほしかった。
実際、前半を0-1でもジェフは十分に勝機はあったと思います。

しかし、あの失点は・・・。
最後足が止まってやられるかもしれないとは思っていたけど
まさかあの時間帯に佐原が怪我で抜けるとは思わなかった。
双眼鏡を持っていたからすぐに佐原の状況は確認できたけど
ベンチはあのときまったく動いていなかった。
(まぁ、だからって誰を入れたらいいんだって話はあるけど)
これで長友が腕を怪我したときから二度目の同じミス。
治療にどのくらいかかるのがが「すぐ」なのか
もう事前に話し合ってきっちり決めておいたほうがいいですよね。
こんなことで小平での努力を失うのはもったいなさすぎます。
まぁ、仕方ないことなんですけど。


もう一度この試合をジェフの側から見ても
こういう試合展開にはかり困惑したんじゃないでしょうかね。
守備的にはいったのに、有利になってしまったというのはやりにくいですよ。
もし11人対11人でやっていたら相手の策にはまって全く違った内容になったかもしれません。
そういう意味ではドローで妥当とも思えます。

試合後、挨拶に回るとき、
最後尾にいた羽生の表情は感極まった感じをうけました。
いい選手です。
ハートもあってサポーターの気持ちを感じられる。
サッカー選手としても人間としても素晴らしい男です。
若い選手にはいろんなことを見習ってほしいと思います。

そして、最前列にいた梶山。
ドローにおわりチームメイトが安堵の表情を浮かべる中
スタスタと歩く彼の顔は一人かなり怒っているように見えました。
以前なら試合中に切れてイライラしていたのに
そんな素振りは全く見せずチームのために90分間戦いぬき
結果は受け入れるに妥当なものなのに、それでも悔しい、納得できない。
その姿を見て大きく成長したんだなと感じました。

成長したといえば、平山ですよね。
この日の僕がいた席の前に親子連れが座っていたんですけど
お父さんのほうがすごい平山のファンみたいで。
どちらかと言うと、平山なんて野次られることのほうがおおいと思うんですよ。
でも、ボールを持つたび、追いかけるたびに
「ソウタ、がんばれー!」と連れの子供を無視して大声援(笑。
ソウタもお父さんも試合中あんまり頑張るんで感動しちゃいましたね。
平山は本当によくなりました。
彼はもう大丈夫でしょう。
これからはまた赤嶺と佑介が頑張る番です。



雨が降り味スタを満員にするという夢は果たせませんでしたが
きっとこの日の試合を見た観客のなかには
また味スタに来ようと思った人がいるでしょう。

ただ、この素晴らしい試合と引き換えにチームはかなりダメージを負いました。
中2日でナビスコカップ大分戦、そして、土曜は浦和レッズ戦です。
どちらも負けられない大事な試合。
移動が少ないのが幸いですが体力的に削られることは間違いありません。
サポーターの声援が最も必要なときですよね。
まずは水曜。精一杯応援してチームを後押しです!

というわけで、喉をまずは治さないとねー。



(ユースの記事はあとで書きます。
9決とか、いろいろたまってきちゃったよ)
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2008年05月15日

柏戦 前半13分 <追記しました>

赤嶺とカボレの2トップの関係を踏まえた上で
連動した前半の13分を振り返ります。


このシーンはカボレがオフサイドをとられ
GK菅野のロングキックから始まります。

kasiwa013a2.GIF

柏は最終ラインをセンターハーフラインまで高く上げて
ヘディングの強い鎌田を前線に上げ
FC東京のペナルティエリア手前付近に菅野が放り込みます。

東京はこの鎌田に梶山が対応して競り合います。

そして、そのこぼれ球をペナルティアーク付近で
鎌田の落しを狙って中に入った柏の選手と入れ替わって
フリーになった今野がおさめます。



ここから東京の攻撃がスタート。




今野が前を向いてボールを運ぶと
赤嶺についていた柏の選手が今野のチェックにはいります。

今まで流れの中でクサビをうけていなかったカボレが
ここではじめてボールをもらいに引いて来ます。

今野はカボレに縦パス。
(このあと、今野は真ん中を駆け上がります。)

そうすることで赤嶺が完全にフリーに。
カボレはワンタッチでその赤嶺にボールを流します。

赤嶺はボールをもらうとフリーなのでターン。
前を向きます。
(ここで羽生がスピードをあげて右サイドをかけあがる)

kasiwa013a2.GIF


赤嶺がボールをもらうときに
カボレに小林がついていったので柏のDFは古賀を含め二枚。
前を向く間にもう一枚のSBが戻り、
さらに赤嶺には一人チェックにはいります。
この時点で、東京の選手でボールより前にいる人はいません。


ここで赤嶺は上がってきた梶山に落とします。
梶山がボールをうけた時点でボールの前に東京の選手は3人。
ボールを渡した赤嶺、飛び出した羽生と今野です。

kasiwa013c.GIF

ここで実質4対4になります。
梶山に小林が戻ってついて
羽生に石川、赤嶺に古賀、今野に蔵川となります。
(ちょっとはっきりとわかりませんが)

kasiwa013c1.GIF

赤嶺はボールを渡すと自分の前のスペースへボールをくれと
梶山に要求しますがここでは梶山はだしません。

ここは梶山の個人技が光ります。
梶山は一度左にカットインすると見せかけて
パスコースを作り左足で赤嶺に縦パス。

そして、赤嶺がひいたことで古賀の裏にスペースができます。
ここに今野が走りこみ、赤嶺からのリターンパスを受けた梶山は
裏に入る今野にボールを合わせます。

kasiwa013d.GIF

もうここでもわかると思うんですけど
今野はこの場面で自陣のPA付近でボールを奪ってから
敵陣のPAにまでその長い距離を一気に走ってきます。



これでアタッキングサードに入ります。



今野が右サイドの深い位置に流れてボールをキープ。
梶山はボールを今野に渡すとすぐにフォローに入ります。
それによって今野についていった蔵川。
梶山には右サイドで羽生についていた石川が着いてきます。

これでカバーが足りなくなりニアのスペースが開いて羽生がソコへ入ります。

梶山は今野からボールをもらうとワンタッチで浮かして羽生へ。
それを羽生がダイレクトでシュート性のクロス。

ボールはニアのDFに弾かれ残念ながらゴールを割りませんでした。

kasiwa013E.GIF



まとめ。

シーン自体が長いのでどこがポイントなのか
書いていてよくわからなくってしまいました。

まぁいろいろあるんだと思うんですけど
まずは最初の赤嶺とカボレの関係ですね。
必ず二人は縦になるようにプレーしているんですけど
ここの13分まで彼らがポジションを入れ替えて動きながら
ボールを受けるシーンはなかったんですよ。
ここではじめてカボレが引いてきてクサビをうけます。
そうすることでCBの小林を引き出し、赤嶺にもターンをさせられます。

次は梶山。
やっぱりビルドアップでアクセントをつけられる梶山の才能は大きいですね。
4対4の状況になったときにどういうプレーを選択するかで
そのあとの流れがかなり変わりますから。
自らドリブルでパスコースを作るあたりも彼ならではでしょう。

それから最後はなんと言っても今野です。
ボールを奪ってから最後まで一気に前線へ走り抜けます。
ここは今野の良さが目立ちますよね。


アタッキングサードに入るところまでは
ここはすごくよかったんですよね。

ただ最後が少し足りなかったかなとは思います。
やっぱりこういう流れの中でゴールを奪っていきたいです。


この柏戦の前半の赤嶺は見ていて面白いなと思うことが多かったです。

よくボールを引き出しているし絡んだときのミスも少ない。
カボレとの相性も日に日によくなっていると思います。

ただ、欲を言えばもう少し冷静にシュートを打ってほしいです。
また、2トップ+羽生という考えでいけば
もう少し動き出している羽生に一度シンプルに預けて
クロスにあわせていってもいいかなと思います。
赤嶺はこれからも楽しみですよ。



それにしても、この場面を見ていてもやっぱり縦パスは大事だなと思いますねー。


<追記>
昨日半分寝ながら書いたんで追記します。

この場面で柏側から見るとやっぱり鎌田が守備的なポジションを
離れていたのが大きかったように思いますね。
ここまでよく赤嶺について起点をつぶす役割を果たしていましたから
彼があがっていなかったらこの場面はなかったでしょう。

それから、最初に今野がボールをもったとき
実際は引いてきたカボレに出したわけですが
たぶん赤嶺はその時点でフリーだったと思うんですよ。

赤嶺に出すパスコースがなかったのかもしれませんが
今野がここでカボレにだしたことで小林が食いつき
後の展開を楽にしたというのはありますよね。
カボレからパスが来て赤嶺がターンをしたときは
柏の最終ラインは二枚しかいませんでした。

ここはクサビからフリックを使って前を向くいい例です。


縦の揺さぶりという点では
次の今野が飛び出していく場面でよりわかります。
4対4の状況で梶山から赤嶺へクサビがはいり、
赤嶺がポストプレーをして古賀をひきつけ
梶山はリターンをうけて古賀の後ろに今野を走らせる。
上では特に書かなかったんですが羽生が赤嶺の横にいることで
羽生のマーカーの石川が二人のワンツーを警戒して
古賀の裏のカバーに入れないのもあります。

ここでの今野はかなり長い距離を走りました。
彼がこういうふうに目立つとダイナミックなサッカーになりますね。


さて、ボールと人に分けて考えてみます。

全部で10本パスが通ったうち
この場面では4本がダイレクトパスでした。
まず最初の、今野→カボレ/フリック→赤嶺ではカボレのフリック。
それから、梶山→赤嶺/ポスト→梶山→今野ではリターンを受けた後の梶山のパス。
梶山は最後に羽生に出したのもワンタッチです。
そして、それを受けた羽生のクロスもダイレクトでいれています。

次に人の動きです。パス&ゴー。
まずは、今野ですよね。最後のシーンに絡んできます。
それから、カボレはパス&ゴーじゃないんですが
動きながらボールを触ってフリックして変化をつけています。
次に赤嶺一度も止まってません。
梶山はこの場面ではパス&ゴーを二度しています。
赤嶺へのサポートと今野へのサポート。
しかもサポートのあとが先ほど書いたワンタッチパス。
この二つのプレーだけでも梶山が城福東京のビルドアップに
どれだけ貢献しているのかがわかります。
最後にクロスをあげる羽生はボールには絡んでいませんが
赤嶺がフリーでターンしたときに動き出すなど
動き出しはいつもどおりはやいですね。

ここはまさに人とボールが動くサッカーでした。


ただ、ここまでなんですよね。
川崎戦のときは直接ゴールへ向かう位置に今野が抜け出したので
ゴールシーンが生まれたわけですが
この場面みたいにアタッキングサードにはいるとき
サイドに流れてしまったり直接ゴールへ向かえない場合
そのあとどう変化をつけて崩していくのか。
今はそこが一番気になるところです。


そういえば、この場面で芝に足をとられる選手が三人いました。
柏が二人、東京が一人。
ほんの1分とかの間に何人もの選手が踏ん張れずに
あっさりと滑るのを見るとやっぱり芝がよくないんだろうなと思います。
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2008年05月15日

柏戦 赤嶺とカボレの2トップ

この試合、表記上はカボレが1トップ、
赤嶺と羽生の2シャドーになっていましたが、
実際は、より赤嶺がカボレに近い位置で
羽生は少し離れてプレーしていました。
赤嶺は常にカボレを意識しながらプレーしていましたし
またカボレも赤嶺を良く見ていました。


前半4分。
ここで赤嶺がファーストシュートを放ちます。
(たぶん公式にはカウントされていないシュート)
まず、カボレがバックヘッドで赤嶺に落とし
それを赤嶺がカボレへ縦パスで戻します。
すると、そのまま赤嶺はカボレにサポートに入り
カボレからの落としを受けてシュートします。
(シュートは前に走っていた羽生にあたる)

ここではまずいきなり二人だけでシュートまで持っていってます。


次は5分。
今度は今野が中盤で弾き返したボールを
赤嶺がフリックしてカボレへ。
カボレはキープして浅利へバックパス。
赤嶺はそのままカボレの脇を抜けて前線へ飛び出して
浅利からの裏のボールを受けに行きます。
(ここはパスは繋がらなかった)


この試合の出だし。
赤嶺は、相手の最終ラインとボランチの間に入り
後ろからの縦パスをうけて中盤へ裁く仕事をこなし
ロングボールやルーズボールの競り合いでは
フリックして前線のカボレを走らせます。

カボレは、最終ラインに張りついて裏のスペースを狙ったり
赤嶺が競ったボールをキープして仲間を引き出したり
相手陣内の深いところで攻撃の起点を作る役目をしています。

赤嶺をマークしていたのはたぶん鎌田だと思うんですけど
柏はボールが入るとその鎌田とSB、蔵川などで赤嶺を挟み込んでいました。
そうすると、カボレがそのスペースを使ってサイドへ走る。


まぁ、イメージで言うとこんな感じです。
kasiwa0801.GIF

(実際にこういうシーンがあるわけじゃないですが
わかりやすくするためにこうしました)



8分のシーンでは二人の守備の連携から
シュートまで持っていく場面があります。

赤嶺が中盤の浮いたルーズボールを蔵川と競り合い
前で張ってるカボレに落とすと
カボレもまたヘッドで赤嶺へバックパスをします。
しかし、そこで赤嶺が抑えきれずに蔵川にボールを取られてしまいます。
すぐに赤嶺は切り替えて守備をし、それにカボレが連動してボールを奪います。
そして、奪ったボールをそのまま前を向いた赤嶺が持ち込んでシュート。

最初の4分と同じでここも二人だけでシュートまで行っています。


他にも単純にカボレが競って落ちたところへ赤嶺が入ってくる場面もあります。

また10分のスローインでも。
柏のボランチとDFに挟まれた赤嶺がフリック。
背後に柏DFを背負いながらカボレはボールを受けると
ヘッド後に振り向いて横を走り抜けていく赤嶺に横パスを狙う場面があります。
こういうところも二人の関係の良さがあらわれているなと思いますね。


今までFC東京のサッカーを見てきたなかで
こういうふうに2トップだけでゴールまで持っていけたのは
アマラオとツゥットくらいじゃないのかなと見ていて思いました。


そして、この二人を中心にムービングしたのが13分。
羽生がシュート性のクロスを叩き込んだ場面です。

梶山がこの二人に絡み、
今野が3人目の動きで飛び出していく。

上にあげたトップの関係だけじゃない攻撃が
城福サッカーのみどころ。

と、これから続きを書いたいのですが・・・時間がないのでまた後日。
(忙しかったら書かないかもしれません)
ニックネーム aoaka-note at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年05月12日

僕は奥原崇を知らなかった。

アマラオファイナルマッチ。

笑いと涙で懐かしい雰囲気で行われる中で
一人サッカーボールを楽しんでいる選手がいた。


最初に足裏でひいて相手を交わすと
今度は相手を誘ってすっと交わし
次は自分から仕掛けて跨いでみせる。
テクニック溢れる楽しげなドリブル。

中央でボールを持つとアマに合わせてスルーパス。
逆サイドにスペースを見るとサイドチェンジ。


僕はこの日はじめて見るその選手のプレーにすっかり魅了されていた。

それは東京の10番、奥原崇。


そして、何より彼はこの試合で誰よりも真剣にプレーしていた。


00年からのファンである僕は彼のプレーを知らない。

そして、この日はじめて楽しんだこの東京の10番のプレーを
僕はおそらくもう二度と見ることはないのだろう。

嬉しく、切なかった。


アマラオを次ぐ選手はもう二度と現れない。
でも、奥原の夢を次ぐべき選手達はたくさんいる。

僕はそのことを知っている。
そして、それが叶う日を今は願ってやまない。


「奥原崇 27歳、サッカー人生の卒業」
ニックネーム aoaka-note at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年05月12日

J1リーグ 柏戦

味スタ。雨。

梶山がよくボールを触ってリズムを作りポゼッションする東京に
ポポ、アレックスを中心にと両サイドから速さと精度のあるカウンターで仕掛ける柏。
前半は見応えの在る展開でした。

前半、後半以上に東京は頭から仕掛け攻め続けました。
なのに、一点も獲れずCKからミスで失点。
1-0で連敗となりました。


ここ数試合の中では最も城福さんのサッカーらしく
ボールもよく動かせていたと思います。
アタッキングサードまでボールを運ぶ回数も多かった。
ただ、そこからのアイデアや仕掛けが足らないのか、ゴールに結びつかない。

守備的にやったときにカウンターやロングボールから簡単にゴールができて
ホームで攻撃的にとやっている試合でポゼッションからゴールが奪えず負けるというのは
やっぱりどうにも悔しいし納得ができない。

ただ、みんなが上手くなっているのは見ていてはわかりますね。
とくに、浅利と藤山はボールを前に運ぼうと言う勇気が見ていて感じるし
それは今までの彼らにはなかったもので素晴らしいと思います。

カボレと赤嶺の2トップもかなりよくなっています。
とくに、赤嶺はゴールを奪うだけではなく
この試合では縦パスを受ける回数が増えてきました。
ポゼッションをしていてもFWに縦パスがはいらないと意味がない。
DFラインの裏にはスピードのあるカボレに向かっていれて
そして、スペースができたところに赤嶺が足下にひいて受ける。
この試合の赤嶺は縦パスを受けてターンすることが何度もありましたね。
前から意識していた縦の関係もよくなってきたのかな。
ゴールを奪うということについてはまだまだ残された部分があるし
彼はきっとこれからももっと成長していくんだろうなと思います。


まぁ、まだまだこれから。
優勝もACLも見てみたいけどね。
 
ニックネーム aoaka-note at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年05月08日

GWを振り返る。

大分戦はなんと言ってもフードコート。
はじめて買ったけど、とても美味しかった。
スタッフの人はもっとガンガン宣伝していいと思います!
試合は玄人好みの試合でした。

大宮戦はリブリでテレビ観戦。
ビール飲みながらカレー。
途中で眠くなってウトウトしてしまった!

テレビ観戦が終わり大宮から帰ってきた人から
現地の話をああいう場で聞くのはなんとも楽しかったな。


名古屋戦、東総からトンボ帰り、前半30分から。
いろんな意見もあるようですが久しぶりに面白かった!
次の試合勝てばいいんですよ。


イチバン面白かったのはGW中の小平のTM。

トップとU-18Bの対戦。
翌日は、U-18BとU-15深川。

トップとU-18Bの試合は石川の凄さがまざまざと感じられた。
ユースでは見られないようなオフザボールの動き
密集での動きながらのプレー。
それでいて、一気に抜き去るスピードのあるドリブル。
さすがプロです。

各カテゴリの対戦を一連で見られたのは面白かった。
プレッシャーとかスピードとかそれぞれかなり違うよね。

トップはとにかくプレッシャーがはやく、ピッチが狭く感じる。
U-18でほとんどボールを奪われない選手もあっという間に囲まれてしまう。
技術的に差がないように感じても判断やスピードは違うもの。

U-18とU-15の試合になるともうパスの距離やスピードが単純に違う。
この試合はトップとのTMに比べピッチがとても広く感じました。


またこういう機会があるといいなぁ。
ニックネーム aoaka-note at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年04月18日

ナビスコ 磐田戦 

相手チームを取り上げるのはおかしいと思われるかもしれないけれど
この試合はあえて磐田の中山を取り上げます。

前半、互いに低調なプレーが続いていたなかで
僕が一際目に付いたのは中山のプレーでした。

スピードや技術では若いFWには敵わないけれど
その動き出しのはやさ、質の高さは一流です。

もちろん全盛期のような身体のキレはもうないのかもしれません。
イイポジションをとったヘディングも枠をとらえられませんでした。
ただそれでもなおゴンは今も日本を代表する素晴らしいFWだと思います。


まずは、このシーン。
中山のサッカーの凄さを感じる場面です。

nabiiwatanakayama02a.GIF
クリアボールをマイボールにするところから。
中山は後ろ向きになってしっかり空いているスペースへボールを落とし
DFを引きつけながら後からやってくる中盤の選手をフリーにして
その前を向いてフォローにくる選手にボールを預けます。

nabiiwatanakayama02b.GIF
シンプルにボールを叩いたら中山は前へ。
ボールホルダーには中山についていたDFがチェックへ。
そして、また中央後ろから選手がでてきます。
そして、その選手へ横パス。
その選手はボールを受けるとマークを受けながらドリブル。

nabiiwatanakayama02c.GIF
すると、今度は中山は引いてきてポストプレーに入ります。
ここではワンツー狙い。

nabiiwatanakayama02c.GIF
しかし、ここではワンツーは失敗しボールを奪われます。
ボールを奪取した選手はサイドへ横パス。

nabiiwatanakayama02e.GIF
ここですぐに磐田はボールを奪取しにいきます。

<追記>
(書くのをすっかり忘れてましたが
中山はゴールを奪うためだけにでなく
ビルドアップでも惜しみなく動くんですよね。
ここはそのことをよく感じます。)

そして、ここからが中山のサッカーのハイライト。
ここで味方がボールホルダーにチェックをかける瞬間、
彼は手を上げてDFラインの裏へ走りこみます。

この場面、磐田の選手達はボールを奪われて
全員の意識が攻撃→守備と切り替えている中で
(もちろん、東京は守備→攻撃へ)
彼一人だけが攻撃の意識を持って裏を狙っている。
チャンスを諦めない中山の気持ちの強さを凄く感じる場面です。
動き出しのはやさとか言うレベルじゃないですよね。
中山があれだけのゴールを奪ってきたのは
こういう小さなことの積み重ねのように思います。


次は、クロスからの動き出しをあげてみます。
nabiiwatanakayama01.GIF

最初から自分が獲りたいポジションには入らず
一度DFの裏に入ってDFの視界から消えて
そこにボールが入ってくる瞬間に前に出てくる。
DFにはとても対応しにくいと言われる動きですね。

しかも、この場面で中山は仲間が右サイドに深く侵入したときに
一度ヘディングをするポジションをとっているんだけど
クロスがあがらないとみると(バックパスするところ)
そこからこの動きをするために一度引いて用意しているんですよ。
よく解説でも何度も動きなおすことは大切だと言うけれど
実際に丹念にやってるからこそ、たくさんのゴールを奪っているのでしょう。


また、同じような場面だけど、ここのクロスシーンも。
nabiiwatanakayama03c.GIF
(ここは中山だけ水色に塗り替えてみました)

さっきのはファーからニアへでしたが、こっちはニアからファーへ。
やっぱり最初から入りたいポジションには入っていない。
まずは一度ニアに入って相手に自分を見せておいてから
キュっと方向転換して相手の背後へ回りこむ。
その方向転換するタイミングは右のクロッサーがキックモーションにはいるとき。
DFがボールを見てしまう瞬間にやっています。

この場面、東京は中山を全く捕まえることが出来ていません。
どちらもヘディングは枠をとらえていませんが
そこに行くまでのアプローチはさすがの一言です。

彼は自分の良さをよくわかっています。
40歳になってもサッカーを楽しんでるのが伝わってくる。
それは凄いことだと思いますよ。




平山にも自分のサッカーをはやく取り戻してほしいですね。
ニックネーム aoaka-note at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年04月16日

ダービー 逆転弾(追記しました)

ダービーのロスタイムの逆転。


ここはゴールを奪った形はいわゆるパワープレー。
でも、そこに至るまでの過程は今の目指すサッカーの形が見えます。

右サイドで洋平がドリブルで突っ掛け
ボランチの福西を右サイドに引っ張りだし
中央を薄くした上でボールを左サイドへ運ぶ。

平山を使って縦に出し入れしてボールを動かし、
(平山がクサビを受けに引くことで土屋を引っ張り出す)
そして、高めにポジションを取った長友がPA内に入っていく。
これで長友のマークについていた右SH柴崎が引っ張られ
東京の左サイドにスペースができる。

ここで相手のDFラインを完全に押し下げた後
梶山が長友が空けた左サイドでフリーになって悠々とクロスをあげる。

そして、そのクロスを今野が折り返し
長友が絡んでオウンゴール。


このクロスからのゴールへのカタチは
元々FC東京が得意なパワープレーです。

一昨年だったか終了間際に馬場が
サイドバックのような位置にポジションをとって
浅い位置からクロスをいれることがありました。

効果的なパワープレーをするためには
サイドから質の高いボールをいれるのが必須ですが
そのためにはまずキック精度の高い選手を
サイドでフリーにするのが重要ですよね。

今までは焦ってボールを入れてしまうことも多かったと思うんですが
城福さんが監督になりボールを繋ぐことを意識させた結果、
どうしても勝たなければいけないダービーのロスタイムであっても
こうして焦らずに形作れるようになったんだと思います。


この時間帯、ヴェルディ側は
フィールドプレーヤー10人のうち3人はかなり疲れていました。
中盤の底に残っていた富澤も一人だけでは
ボールの動きに右往左往するだけになってしまいます。

最後に来て梶山に仕事をさせてしまった理由はここにあるでしょう。

クロスに対する対応も平山が最も厄介な土屋を
PA外に引っ張り出しておいたことで甘くなっていました。
(ちなみに、この場面で那須はカボレを見ていました。)

じっくり見返すと、この逆転弾は当然の結果だと思います。


と試合が終わってみれば、そうも言えるんですが。

城福さんの試合後のコメントで試合前から
前半をたとえ0-1で折り返しても
逆転できると考えていたことには驚きました。

もちろん、ヴェルディが後半に運動量が落ちるということはわかってはいたでしょう。
ただ、そもそもサッカーというのは逆転することが難しいスポーツなわけで
しかも、ダービーという特別な試合では何が起こるかはわかりません。

それでも勝てると確信した。
自分のチームを信じたというか、
その信念の強さ、迷いのなさは
彼のサッカーへの理想だけでなく、
その戦略にさえもあるんだなと感じました。

そして、その揺ぎ無い姿勢を
ここまで選手達に見せてきたからこそ、
この試合、選手達も前半を最悪と言ってもいいくらいの形で
終わったにも関わらず、全く下を向かなかったのだと思います。



(追記)
プリンスも始まり試合が週に二試合三試合になると
書くことが多くて図解を入れる余裕がないんですよね…。

あと、この逆転弾が必然だったと思ったのは
この逆転弾の流れではなく、ひとつ前の場面からです。

右サイドを崩して徳永がフリーでクロスをあげたシーン。
ここでもFC東京のパス回しにヴェルディが翻弄されています。

先にも書きましたが、ヴェルディはこの時間帯
フッキはもちろん、ディエゴと福西は疲れがだいぶありました。
東京がCB二人を残して8人で攻めているのに対し
ヴェルディはほぼ7人で守っていました。

この場面では攻守が二度、FC東京→ヴェルディ→FC東京と移ります。
まず、洋平がミスをして土屋にとられたあと、
平本がフリーでボールをもらいヴェルディがカウンターにはいります。
そこで今度は中盤の梶山がすぐに守備にはいってボールを奪い
また攻守が切り替わってFC東京が仕掛けに入るのですが。
このとき、走り出していた福西にはもう守備に戻る体力はなく
足を止めて額の汗をぬぐっているんです。
この勝負を分ける一番大事な時間帯に。
福西を批判するわけじゃないですが
この瞬間にFC東京の勝ちは決まっていたと思います。
FC東京にはそういう選手は一人もいませんでしたから。

それでもヴェルディが踏ん張っていたのは土屋がいたからです。
この場面でもボールを跳ね返したのは全部土屋で恐ろしいほどのタフさでした。
だから、最後の逆転弾のとき、平山が土屋を
PAから引っ張り出しておいたことは大きかったと思いますね。


最後まであきらめない、そういう気持ちを出せたFC東京らしい試合だったと思います。
もちろん、サポーターの声援が彼らの力になったことは言うまでもないでしょう。
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2008年04月05日

横浜Fマリノス戦 ニッパツ

前半は全体の動きも重く、チームとしてガマンの45分でした。
ボールも収まらないし、まわらない。

梶山が無理やりミドル(つか、ロング)を打ったあたりは
またかなりイライラしてるように僕には見えました。
でも、あの展開では仕方なかったし、とにかく0-0で折り返すことが大事でした。

そして、後半。
洋平、カボレを入れてチームは仕掛けましたが
梶山は自分の悪いリズムを変えることができませんでした。
むしろ、大事な立ち上がりに山瀬に簡単にドリブルを許してしまった。
ああいうところの甘さは本当にもったいないです。


今のチームで攻撃のタクトを振るう梶山は
チームのために90分ボールに触れて90分活躍したいと思うでしょう。

でも、そんなことはいつもはできません。
この日みたいにそういかないときもあります。
完璧主義者ならパスミスを連発する自分を許せないかもしれません。
けれど、そこでそういう自分に耐えないと勝つのはどんどん難しくなりますよね。


結局、試合は内容も結果も寂しいものでした。



この試合、個人的に最も楽しみにしていたのは
森村昂太の先発出場でした。

ユースからプロになった選手は、みんな、僕にとってはヒーローです。

スタンドもないような辺鄙なグランドまで行って
勝手に一緒に泣いたり笑ったりした、
僕が愛するもう一つの東京の、彼らはその代表ですから。


この試合での昂太は
ほとんど自分のサッカーを出せていませんでした。

前半が終わった段階で、変えらるかもしれないとは思いましたが
実際に、23→30とプレートが出るのを見たときは複雑でしたね。

昂太がピッチで何ができるのかを知っていれば
あれで良くやったなんて到底思えません。
もっと強気に自分を表現して欲しかったです。

昂太にとっても悔しい思いだけが残る45分だったでしょう。


次は札幌戦です。
ニックネーム aoaka-note at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年04月01日

京都戦 CK

スタジアムでは試合を楽しめたのに
録画を見ると京都戦はあまりイイ場面がないですね。

ただ個人だと、洋平のループなんてかなり面白いですよね。
前田さんも解説で褒めてました。

ユースの頃から洋平はループシュートをよく打っています。
というか、一試合1ループって言うくらいループが多かったです(笑。
(それくらい普段からやり慣れてるからあの場面でもイメージが持てるんでしょう)
初ゴールは東京側のゴールにループで決めてほしいというのが
僕の勝手な希望です。


さて、京都戦はCKがたくさんあったし
CKを取り上げてみようかなと思います。

とくに、前半終了間際の赤嶺のゴールは面白かったですね。
増嶋がちょっと可哀想でしたけど。。

@まず、配置から。
kyotock4402.bmp
カボレにシジクレイ。
赤嶺に手島(たぶん。
今野に増嶋。
吉本に角田。
ニアに柳沢。


Aそして、笛が鳴ると
kyotock4403a.bmp
カボレはニアに走り、シジクレイを引っ張ります。
赤嶺は今野のマーカーの増嶋の前に入ってきます。


Bそれと同時に、今野も増嶋の前の視界を一度はいっていき
(ここで増嶋は一瞬、今野と赤嶺を同時に見なくてはいけなくなる)
kyotock4404b.bmp
そのあと、今野は増嶋の背後へ残りながらゴールへ向かって走ります。
そして、赤嶺はそのままニア方向にゴールから離れていく。


C
kyotock4405b.bmp
フリーの今野が背後で前を向いてヤバイと思った増嶋は
(増嶋はこの前のCKで一度今野を離してフリーでヘッドを打たれている)
すぐにバックステップして今野のマークへ。
手島も今野を潰しにすかさず行く。


D
kyotock4406b.bmp
ここでフリーになった赤嶺が動きなおして
カボレが空けたゴール前のスペースへ入っていく。


E
kyotock4407a.bmp
慌てて増嶋(手島も)が赤嶺にマークにいくも
そこで今野がガッチリ身体でブロックする。

(ここでいかに今ちゃんが頑張ってたかは、パパのぶつぶつ・・・
「赤嶺の頭にぴったんこー」の写真がわかりやすいです。)


そして、赤嶺が完全ドフリーでドンピシャクロスを叩きつけた。


素晴らしいですよ、このコーナーキック。

この前のCKでは増嶋がカボレの動きに潰されて
今野を離してしまい、ヘディングを打たれているんだけど
それを踏まえて今度はその今野を囮にして赤嶺がフリーになった。

まず、最初に赤嶺が増嶋の前に入ることで
増嶋と手島の間のマークを混乱させ
手島の前に今野が入るスペースをあけた。
さらに、今度はフリーになった今野が増嶋と手島を引っ張って
最終的にはもう一度動きなおした赤嶺がフリーになった。
そして、カボレが空けておいたスペースへ赤嶺は飛び込んだ。

一番ヘディングが強くて厄介なシジクレイは
カボレがニアに動いてつってくれてある。

これはチームとしてもしてやったりでしょう。


なかなかスタジアムで見てると
全員の動きを確認するのは難しいんだけど
CKを含めセットプレーはこういう動きが面白いね。

しかし、よくこれだけ動いて最終的にボールに合わせられるよ。
サッカーって不思議です。

こういうの見るとDFって大変だなぁと思いますね。
ニックネーム aoaka-note at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年03月22日

右サイドへのビルドアップ (リーグ新潟戦から)

今年右サイドの徳永を使った攻撃がたくさんあるので
彼に渡るボールの動きをとりあげてみようかと
録画を見ていたら開始すぐにいいのがあったので
全部見ると時間がかかるしその場面をアップします。

前半の2分。
右サイド、新潟のスローインから。

まず、ボールの囲い込みに東京はかなり人数を入れます。

新潟がサイドラインに寺川を置くだけに対し
(たぶん、フリックして矢野に渡そうという感じ)
東京は、石川、徳永で寺川のポジションをはさみ、
さらに、中に絞ったポジションに梶山、今野、
最終ラインではは吉本が矢野につきます。
前線では右サイドにカボレを寄せておき、
彼をボールを奪った後の起点に。
その近くには裏をつくためのエメルソン。

追記:暇なのでソフトを拾ってイメージ図を作ってみた。
青が東京。(背番号がない・・・)
<イメージ図@>
nigata08j02a.JPG


スローインから寺川のヘッドを徳永がクリア。
そのボールが前線のカボレへわたる。

カボレがポスト、右サイドライン際の石川へバックパス。

それを石川がエメルソンへワンタッチで浮き球のパス、
エメがそれを新潟のCBと競るがヘッドでクリアされる。
(この流れのときに、そのこぼれだまを狙って
カボレから石川にボールが入る時点で羽生が動いてる。
しかも、左サイドのスペースを確認しながら。
さすが羽生というか、動き出しの早さが素晴らしい)。

<イメージ図A>
(白いラインがボールの動き、黒いラインが羽生の動き)
nigata08j02b.bmp

その新潟のクリアのこぼれを中央の今野が拾いにいく。
そこで新潟のFWアレッサンドロが前線から引き今野をチェックに。
すると、今野はワンタッチで左サイドでフリーの長友へパス。

今野はパスを出すとそのまま、左サイドのスペースに向けてダッシュ。
アレッサンドロもそのまま今野のマークについていく。

長友に対しては新潟右SHのダヴィが対面。
彼が長友の縦を切りにチェックにはいる。
長友は前を向いてボールを受けると中に切り替えしてドリブル。
<イメージ図B>
(ここで可笑しいのは羽生の動きがはやすぎて
全員を追い越して一人前線に飛び出してしまっていること)
nigata08j02d.bmp


すると、今野が開けたスペースには梶山がフリーで落ちてくる。
中へドリブルしてきた長友はその梶山にパス。
<イメージ図C>
(めんどくさいので半分にした)
nigata08j02e.JPG

その梶山には新潟FW矢野がひいてチェックに。
それに合わせて左SHの寺川もはさみ梶山のバックパスを狙う。
ところが矢野が梶山にかわされる。
寺川は逆をつかれて右サイドのスペースを逆にあけてしまうことに。
(ここは新潟の守備が悪かったと言えるのかもしれません。
このあいだの清水だったらここは破られなかった気がします)
<イメージ図D>
nigata08j02f.JPG

ここで梶山は徳永へパス。

徳永は寺川があけたスペースを
ドリブルで持ち上がりアーリークロス。
カボレがニア、エメルソンが遅れてはいってくるがわずかにあわず。


ビルドアップから右から左、左から右へとサイドを変えて
サイドにスペースを作って仕掛けた場面ですね。

最初に空いていた左サイドへ今野が動くことで
中央のスペースが空き、そこで梶山がボールをもらうことで
徳永が前を向いてドリブルで持ち上がることが出来ました。
長友がボールをもったときに梶山が落ちてこなければ
バックパスをするかロングボールを蹴りこむかしかなかったでしょう。

今野のパス&ゴーがこの攻撃を生み出したと言えますね。

一度に大きくボールを動かさなくても
こんなふうに人が動いて素早くボールを動かせば
サイドチェンジは効果的なんだということをこの場面は教えてくれます。
(画像を入れるとわかりやすいんですけど
PCで自在に動かせる戦術ボードとかほしいです(笑。
(追記:暇だから自分で探してきた。でも、使いにくい・・・)


この場面も城福東京の特徴の一つですね。



さて、これから昼食とってイギョラ杯でも見に行ってきます。
ニックネーム aoaka-note at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年03月21日

TM 東京学芸大戦とか。

仕事終わりで小平行ってきました。
東京学芸大との練習試合です。

それにしても・・・何度も言うのも変ですけど
ホントどこの大学もみんなチェックが激しいですね。
あれで城福さんが求めるボール回しとかキツイと思いますけど
やっぱり差を見せて勝たないといけないんでしょうかね・・・。

ただ今日は前半試合が進むにつれて
ボールがテンポよくまわる時間帯がありましたね。
イイ位置で池上が前を向いて受けてから
前線とサイドがワンタッチでボールに絡んで
アタッキングサードにはいっていく感じは
清水戦にはなかった城福サッカーらしさがありました。
(追記:公式見ると24分とか26分の池上がスルーパスを出した場面あたり)

時間帯では東海大戦より見応えのあるサッカーだったと思います。
とくに若い選手から前向きな印象を多くうけました。
でも、それで彼らがAチームでいけるのかと言われるとわかりません。
いきなり多くのことは変わりませんもんね。
でも、みんな頑張っているというのは伝わってきました。

それから途中出場のU-18のむさし軍団。
梅内、角田、そして後半から年森がはいってきました。
この試合でのチームの機能面では
彼らが入って少し落としてしまったかもしれませんが。
本人達はどんな感覚だったんでしょうね。
明日からのイギョラ杯に生かしてほしいなと思います。
(追記:公式見たら込山も出ていたみたいです・・・見てなかった。)

ま、後半はあんまりちゃんと見てないんですが・・・。



話は変わります。

清水戦の感想で梶山について少し厳しく書いてしまいました。

梶山について技術的はもちろん、
コンディションがよければ今は運動量も何の問題もないと思います。

ただ、精神的な面、若さと言うか・・・
彼は自分のプレーにミスが重なると
勝手にイライラするところが以前からありますよね。

清水戦でも彼の苛立ちはスタンドからもはっきり見えました。
今年は文丈や福西のようなベテランがピッチにいず
彼のイライラがそのままチームに影響を与え巻き込んでしまいます。

もう梶山は若手ではありません。
J1で100試合出場を果たし、今年から「東京の10番」です。
チームに責任を負うリーダーの一人。
うまくいかないときこそ力を発揮すべきです。

自分がチームの中心なんだという自覚をさらに持って
まわりをもっと尊重してプレーしてほしいなと思います。
そうすれば、あんなつまらないミスもなくなるんじゃないでしょうか。

彼が憧れたジダンやバレロンはあんなプレーはしなかった。
それはただ技術が優れていたからだけではないでしょう。


今日、五輪代表がまた発表されました。
梶山も北京が終われば南アフリカを狙うべきです。

でも、今のままでは彼は
遠藤も中村憲剛も小笠原も山瀬も
誰一人、超えられない。

そのポテンシャルを完全に発揮するまで
今もう一つ何かを手にいれてほしいと思います。


怪物進化論 梶山、語る<上> 
怪物進化論 梶山、語る<中>
怪物進化論 梶山、語る<下>
トーチュウ2006年1月より
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2008年03月20日

ナビスコ 清水戦 日本平

日本平に行ってきました。

結果は残念でしたが、試合はおもしろかったです。

清水は予想以上に強かったですね。
熟成された統一感のあるチームで攻守の切り替えの早さや守備の堅さは
ここまで対戦したチームでもっとも優れていると思いました。
東京の中途半端なサッカーは彼らのサッカーにうまくはまってしまいましたね。
こういう相手にナビスコの初戦で戦えたのはよかったと思います。
まだまだ力が足りないのだということをあらためて感じさせてくれました。

ただ東京も立ち上がりにガツンと矢島に一発やられたわりには
そのあとは落ち着いてプレーできたと思います。
左でタメを作り右の徳永にサイドチェンジが渡ったときは
今まで同様にかなりいいカタチになっていました。
前半の同点弾もエメルソンからのサイドチェンジが徳永に入ったのが起点でした。
左サイドの狭い地域で清水のプレスをかわして
こっちが右へ大きく展開できるかどうか
この時間帯はそこの攻防が見応えがあってかなり面白かったです。
ただその流れであの2失点目のPKはかなり余分でした。
判定は仕方ないのかもしれませんが残念でしたね。
でも、後半もまた持ち直すこもできたし
結果は1-3と完敗でしたが悪い試合には思えませんでした。
後半、赤嶺とカボレの2トップにして大竹を入れた勢いのある攻撃は
このチームのもう一つの潜在能力を感じさせてくれましたし。
城福さんの意図するものよりはオーソドックスな印象になりますが。
あと、後半この時間帯に積極的に前に出てきた長友は
今までにない攻撃性を発揮して驚かせてくれましたね。
ここまでの試合ではクロスもまともにあがってなかったのに
サイドでやり切る力を見せてくれたことに心強く感じました。

ただそんなことを言っても今日の試合は完敗なので
日曜日はなんとか勝ち点を持って帰りたいです。


それにしても…
梶山のプレーには見ていて頭が痛くなります。
ありえないような凄いキープを見せたかと思うと
次は何のことはない平凡なパスミス。
今野と羽生が不在で彼にかかる負担が大きいとはいえ、
あのパフォーマンスではさすがに困ります。
とにかく彼がミスをなくさないことには
このチームはリズムがとれません。
チームで誰より責任ある仕事を任されているのだから
以前のように甘いことは言ってられません。
本当にしっかりしてほしいです。

それと中盤のレギュラーと控えにやはりどうしても差を感じます。
ここまで活躍していた石川が消えてしまったのも
彼が使われる選手だからで彼自身より周囲の問題のように感じました。
個の判断や技術の更なるレベルアップが今は不可欠です。
中盤に層の厚さを持たせるのは今後に向けて最重要課題だと思います。

そんな中で途中出場で流れを変えた
大竹のパフォーマンスは素晴らしかったです。
ゴールライン際で見せたドリブル突破は
この日、日本平に来たどの東京サポーターにも
大きくインパクトを残したと思います。
ユースから昇格してまだ数ヶ月、今の洋平を見ていると、
技術は決して裏切らないものなんだ、とそう強く感じます。

ここ2試合スタメンを張っている吉本も
自分らしさがだいぶ出てきたように思います。
自分がミスしてもその後も変わらなく指示を飛ばせるのが
僕の知っているカズの一番の良さです。
僕はあんまり守備に興味がないので
それくらいしか言えないんですけど・・・。
この2試合で一気にA契約にだいぶ近づいてきました。
本人も今はモチベーションが高いでしょう。

あと、赤嶺がいい働きをしたのも嬉しいです。
ファーストタッチが早かったのがよかったですね。
前線はまだ爆発とはいきませんが、カボレとともに頼もしい陣容。
これからの彼らの連携に期待したいです。


日曜日は残念ながら見に行けませんが
まずは結果がほしいところ。

磐田はどんなチームになっているんでしょうか。。
まったくイメージがありません。。

とりあえず、楽しみに勝ち点を待ちたいと思います。


<告知>
プリンス・リーグ開幕!〜深川・小平を満員に〜

4月6日日曜日にプリンスリーグ関東2008が開幕します。

FC東京U-18は開幕戦、アウェイで湘南ベルマーレユースと対戦します。
是非会場に足を運んで次の「大竹洋平」を探しに来てはいかがでしょうか。


さらに、ホーム開幕戦は4月27日日曜日。
ヴェルディとの熱い熱い東京ダービーとなります。

U-15からU-18と6年間、
東京都のサッカーで凌ぎを削ったライバル同士の対戦。
トップとはまた違った彼らの歴史のこもった一戦です。
こちらも是非会場に足を運んで
彼らに温かい声援をおくってあげてください。

よろしくお願いします。


プリンスリーグ関東2008日程<4月>

<第1節>
4月6日(日)11:00キックオフvs湘南ベルマーレユース
会場/産業能率大学第2グラウンド人工芝サッカー場

<第2節>
4月13日(日)11:00キックオフvs浦和レッズユース
会場/NACK5スタジアム大宮

<第3節>
4月20日(日)14:00キックオフvs横浜F・マリノスユース
会場/横浜市三ツ沢公園陸上競技場

<第4節>
4月27日(日)11:00キックオフvs東京ヴェルディユース
会場/深川グランド
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2008年03月19日

新潟戦 後半55分

新潟戦の気に入ったシーンは後半55分

東京のクリアボールの競り合いから石川がボールを奪取。
そこからエメルソンに渡って中央右よりのカボレ
石川が斜めに走りこんでボールをもらい
アウトで駆け上がってきた右サイドの徳永へ
徳永はダイレクトでグランダーのクロス。
中のエメルソンにはあわなかった。


注目は東京の右サイドのスペース。
今年になって徳永があまるケースが目立ちますね。

この場面では新潟の左SBの松尾がこの前の場面で
攻撃に参加していて本来のポジションに戻っていなかったため
このサイドにスペースが空いていた。
最終的にここを徳永が使って突破してきました。

それにしても城福さんのサッカーを見て感じることで意外なのは
こちらの動きの良さよりも相手の戻りの悪さが気になることです。

ここでここのスペースを埋めておけば…、
ここでこの選手に離れずついておけば…、
と、そう思う場面が多いのです。

セレッソとのPSMを見たときも浅利がフリーになったとき
相手のFWが浅利について戻っていれば
東京のあの素晴らしい攻撃は防げたと思います。
ただ、実際ピッチに立っていてる選手にとって
それができることなのかは僕にはわかりませんが。
でも、攻守の切り替えは大事なのだなと感じますね。

この場面では3-0という状況で新潟は点を取りに行かければいけない。
そこで彼らはかなり前がかりになっていたと思います。
前節の大宮戦でも前半を0-2とリードされ
後半、両SBを高い位置に上げて2バックのようにしていたそうです。

城福さんもその試合のビデオを見ているはずだし
その空いてるサイドのスペースを積極的につく狙いは
後半の東京にもあったと思われます。

この場面はそのチームの意図が読み取れますよね。
この場面で4点目を決めていたら最高の試合だった。
SBがあがったサイドのスペースにボールを素早く動かして仕掛ける。
ロングボールを使って裏へ裏へというのもいいかもしれない。
でも、こういうやりかたもあるということを知っておくにはいい場面でした。


個人に目を移すと
この2試合、徳永の調子がすこぶるいい。

同様に好調な石川はモデルチェンジという感じだけれど
徳永の場合は本来の能力を発揮してきたという印象です。
SBはチームの状況によってプレー内容もかなり変わりますが
今の徳永はそのチームの状況を如実にあらわしていますね。
この場面で徳永は長い距離を走って一気に前に出てくるけど
相手のサイドハーフはまったく画面に映らないんですよ。
それだけでもこの試合の内容をよく現していると思います。

それから、エメルソン。
この場面でもそうだけどエメルソンは技術だけじゃなく
状況判断にとても優れているなと感じます。
後半すぐのシュートシーンもそうだけれど
首をふって石川へ出すフリをしてコースをあけシュートを打ったり
こう何をするにも一工夫はいっていることが多い。
先日のトーチュウにのったU-18の山浦が
語った城福さんの指示の話を思い出しますね。
彼は城福さんにとってもイイ選手なのだと思います。

ここでもまずボールをタッチしてすぐに
後ろに首を回し徳永のポジションを確認している。
(ちなみにこのとき石川が手で右サイドのオープンスペースを指している)
ボールを持ちながら顔をあげられることの大切さを感じます。

決め手は石川のオフ・ザ・ボールの動きでしょう。
まず、ボールホルダーのエメルソンのマーカーを
マーカーの前を横切ることで意識を迷わせ
そして、今度は中央から右サイドに飛び出すことで
CBの一枚をサイドに釣りだしていきます。
そして、カボレからのボールをワンタッチで徳永へ。

この石川の動きのために新潟のDFラインが
後手にまわっているのがよくわかります。

ただ最初も感じたようにどこかで一人誰か戻っていれば
この場面は作れなかったように思いますね。
そこが新潟の今のチーム状況を表しているようにも感じました。

これからもっとソリッドなチームとやったとき
城福サッカーの深さがもっと見えてくるんじゃないかと思います。
みんなの言う90分間のペースもそうですけど
質としてもこのままでOKだったら簡単すぎるような気がします。


さて、これから清水に行きますよ。
一ヶ月ぶりの完全休日です。
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2008年03月16日

練習試合 東海大戦

今日は小平でトップの練習試合を見てきました。

見ていて良いところも悪いところもあって
充実したトレーニングマッチになったなと思います。

それにしても東京は練習試合の相手にはホント困ることがないですね。
ここまで今年は、明治、国士舘、東海、次は東京学芸大。
これだけ試合を組んでも同じチームと当たらない。
関東の大学サッカーはそれなりのレベルもあるし
プロを倒そうと彼らの試合に臨むモチベーションも高い。
この試合、東海大のプレスも序盤早かったし
最後までしっかり声をあげ戦ってくれた。
パスサッカーを目指している東京にとっては
格好のトレーニングマッチになったと思います。
地方のチームはトレーニングマッチの相手選びさえ難しいのに
東京はこの点でもとても恵まれていると感じます。

城福さんもM-T-M(マッチトレーニングマッチ)で
チーム作りを進めていると思うんですが
試合に出ていないBチームにも必ず週末に
練習試合を組み込んでいることを見ても
Aチームだけでなくチーム全体に自分のサッカーを
浸透させようとしているのだなと感じます。
恵まれている環境を活かせるのもコーチの能力次第です。
城福さんの今の仕事ぶりを見ていると期待のほうが膨らみます。
試合後の分析、練習へ落とし込み、そしてまた試合。
一試合ずつ積み重ねてチームに自信をつけさせて
一年かけてどのくらい進歩できるのか楽しみですね。
ただ、育成年代ではないし結果がでないと何も始まらない。
新潟戦の勝利は本当に大きかったと思います。



さて、話は戻って東海大との練習試合です。

僕にはこの日出たメンバーと新潟戦のメンバーに
技術的に差を少し感じました。

中盤では細かくパスを回してもその後の大事なサイドチェンジが
簡単にラインを割ってしまう場面が何度かあって
スピードに乗った攻撃が思うように生まれませんでした。
こういう攻撃のキーになるパスの精度を
もっとあげていかないとAチームでやるには難しい。
中盤にはもっと高いレベルを意識してほしいと感じました。

また攻撃的MFはバイタルエリアに近づいてから
もっと動きながらボールをもらう回数を増やすべきだと思います。
今年になって開幕から2試合、Aチームを見ていて感じるのは
MFが動きながらボールを受け、落としていく回数の多さ。
斜めに走りながら受けてそのままアウトサイドでちょこんと落として
また走っていく。
狭いスペースで動きながら確実にトラップして正確に落とすのは難しいですけど
この類のプレーがチームに与える躍動感は大きいです。
今の石川はうまくこのプレーを取り込んでチームにいいアクセントを与えています。


監督はパスと運動量というベースははっきり掲げています。
そこにいかに自分を生かす術を見つけ落としていけるのか
Bチームにいる選手は成長していく必要があると思います。

スズケンはこの試合ではあまり目立ちませんでしたけど
積極的にスペースへ動くことで自分を生かそうとしているのが
見てはっきり感じとれました。
そういう姿勢は大事だしやりきってほしいと思いました。

そういう点で今の昂太には期待と心配が半々です。
左サイドに張るとどうも左を切られてしまい
持ち味を思うように発揮できていなかったし
中央のほうがボールを持ったときにいろいろできるけれど
今度はそもそもボールに触れなくなります。

もっと自分をはっきりと出していけばいいのかなとも思うんですけど…。
今は見ていて心配ばかりしてしまいます。


健太、下田は十分にできることを示していました。
新人がみんな、それぞれやっていけそうなので安心しました。

健太の守備のうまさはプロになっても感心しますね。
観客が自然と拍手を送りたくなるプレーをします。

下田はクラブが早い時期から目をつけていたことはあります。
スケールの大きなボランチですね。
どう伸びていくのか面白い選手です。



この日、ユースが普段使っている多目的グランドでは
中学生の大会が行われていたみたいでとても嬉しかったですね。
うちのクラブにもいいところあります。
せっかくの立派な人工芝グランド。
ユースのためだけにあるのではもったいないです。
東京都のサッカーのためにガンガン使ってあげてほしいです。


そうそう。
u-18の前橋遠征で重松が復帰したみたいですね。
本当に嬉しいです。本当によかった。
ニックネーム aoaka-note at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年03月10日

僕の知っているサッカーは

開幕戦 味スタ。


城福さんはFC東京をすっかり新しく変えてしまった。

DFラインからの縦パス一つ、石川のポジショニング。
そして、今までとコンセプトの全く違う中盤、人とボールの動き。

この日見た東京は僕の知らないチームで
それは僕の知らないサッカーだった。

FC東京はこの数年間、
プレッシングからのダイナミックなサイド攻撃、
攻守の切り替えの早いダイレクトプレーを主体としてきた。

むしろ、この日味スタで神戸が見せていたサッカーが
ずっと僕らが見てきたものに近かった。

08年の開幕戦は僕にとって
自分の愛し応援するチームよりも
相手チームの動きのほうがずっと理解できてしまう
なんとも不思議な感覚を味わう試合になっていた。




「moving football」

それだけ言えばよくある言葉だけれど
実際にスタジアムではじめて目にして
城福サッカーのオリジナリティの高さに驚いた。

彼のサッカーに対するイマジネーションの豊かさと
それを貫こうとする信念と情熱が
彼独自のmoving footballを生み出したんだと思う。


城福さんのあのサッカーはすごく野心に溢れている。

もしこのサッカーを「東京」という場所でやり抜いたなら
それは日本サッカーにとってもエポックメイキングになる。
彼が言う「味スタを満員に」することはそれだけに終わらないはずだ。



ただ、僕もこの新しい東京には出会ったばかり。
今はまだ何もわからない。
少なくてもこの日ピッチで起こっていたことの多くを
僕は見ていて理解できなかった。
今は漠然となんとなく面白いくらいにしか感じられない。
だから見ていてどこかモヤモヤしてしまうのだろう。


これからリーグ戦、カップ戦が進むにつれて
僕ら応援する側も新しい東京のサッカーを知っていく。

チームとともに僕らもこれから変わっていく。



さぁいよいよ08年シーズンが開幕した。
ニックネーム aoaka-note at 20:55| Comment(1) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2008年02月27日

PSM セレッソ戦

PSM 後半42分の場面。 


ここはみんなが城福サッカーの未来にワクワクした場面。

連動したプレス。
攻守の切り替えの早さ。
ワンタッチプレー。
4人目の動き。
「人もボールも動くサッカーと」いうのは
こういうのを言うのかなと一度でイメージさせてくれた。


まずはボールを奪うところから振り返ってみます。


塩田のゴールキックから中央で赤嶺がセレッソDFとヘディングで競り合う。
そこから右サイドにこぼれたボールをセレッソの選手が拾い
そこに対して後半途中から右の中盤はいった徳永がプレス。
そして、サイドでパスで繋げるセレッソに
さらに素早く連動して動いた小山がプレスにいく。
この小山の守備が利いて相手のミスを誘う。

ここで攻守が切り替わる。

前線では赤嶺は一度ボールを受けに中盤へ引いて
そこからバックステップをとって中盤にスペースをあける。
その赤嶺があけたスペースへ今度は徳永がひいてはいってくる。

小山がプレスをかけミスパスとなったボールは中央で藤山が拾い
そのままダイレクトで赤嶺があけたスペースへ入ってきた徳永に縦パス。

ここで互いの攻守が切り替わると同時に
徳永と赤嶺が縦の関係で動きなおしたため
彼らのところの相手DFのマークがずれる。

そして、さらに徳永は後ろを向きながら
ボールを受けに入るとそのまま赤嶺フリックオン。
赤嶺はフリーでボールを受けると前を向く。

ここが攻撃のスタートのキー。

赤嶺が前を向いたのを見て、大竹、浅利、栗澤、
そして、まだセンターハーフライン上にいたブルーノも動き出しに入る。

この時点で最前線にいた栗澤は
赤嶺のためにスペースをあけ右サイドに開き
赤嶺はその空いたスペースに向けてドリブルで仕掛け
ペナルティアーク手前にセレッソDFをひきつける。
それと同時に大竹も左サイドから中央へボールを受けにはいる。

このとき彼らの後ろにいた浅利は
赤嶺が突っかけたことで空いた後方のスペースに
相手DFから逃げるように左へクロスして走り込みフリーに。

そして、赤嶺は十分ひきつけたところでそのフリーの浅利にパス。
浅利は前を向いた状態でボールをもらう。

この時点でブルーノが浅利の左側を追い越しに入り
浅利はここでワンタッチで大竹へ縦パス。

このとき大竹を見ていたセレッソDFは
ブルーノがフリーで入ってくるのが見え警戒して
大竹への対応が遅れてしまう。

そこで今度は大竹がワンタッチでブルーノに。
トップスピードではいってきたブルーノはPA内左サイドを縦に突破。

さらにブルーノの突破のカバーリングにセレッソの右ストッパーがいく。
そうしたことで、今度はDFラインのギャップをついた赤嶺がセレッソDFの前を取る。

ブルーノがそこで赤嶺に早いグランダーのクロス。

赤嶺は半身で相手の前を取り相手DFを右側で抑えながら
左からのクロスを左のアウトサイドで大竹へおとす。

ブルーノと赤嶺の動きにつられたセレッソDFは
PA内に入りすぎてペナルティアークにスペースを空けてしまい
そこに入った大竹がフリーでシュートした。


この攻撃はなんと言ってもブルーノの動き出しでしょう。
赤嶺が最初にボールを持った時点で
彼が動き出さなかったらこの攻撃はうまれていない。
4人目の動きは城福サッカーにとっては肝の一つ。
いい判断だったしボールを持った後のプレーも素晴らしかった。
ただあそこでスタートを切るということは
その間の過程でパスミスを起こす可能性もあるわけで
かなりリスクを伴うのではとも思います。
そのためかはわからないけど攻撃を仕掛け始めたときに
センターサークル付近で金沢が両手を挙げて
まわりに指示を出してたのは印象に残りました。

それから、やっぱりプレスですね。
連動した小山の潰しはよかったと思います。
結局のところ、ボールを奪わなければ始まりませんからね。
ハードワークは不可欠です。

徳永のフリックについても知ることがたくさんありました。
ビルドアップでやはり大きな役割をしているのだなと感じましたね。

実は日韓戦でもチャンがフリックオンをして
縦の関係で入れかわりにFWにあてて
また裏へ飛び出しいったシーンがあったのですが
このフリックの動きは縦で入れかわるので
出し手が受け手になるFWのポジションも認識できるんですよね。
さらに動きながらワンタッチではいるので
相手DFも読みにくいしマークも捕まえにくい。
もし繋がらなくてもフリックした出し手が
そのまま前を向いてプレスにいって
こぼれだまを拾えばチャンスにもなります。
チャンの場合は実際そうでした。

紙面で言うと今ひとつイメージがわかなかったんですけど
試合を見てフリックはかなり実効性が高いんだなと感じました。


あとは浅利のパスのところもよかったですね。
ブルーノに直接出さずにいったん大竹をかませたというのも
この攻撃に厚みを出した一因だと思います。

あそこでブルーノに直接出していたら
きっとセレッソのDFに対応されてよくて
あとはブルーノの個に頼ったところになり
CKをとっておわっていたと思います。
セレッソのDFをいったん大竹に食いつかせることでブルーノをフリーにした。
ここで相手を崩したというカタチになったと思いますね。

ただそのためにはやはりブルーノの動き出しの早さは必要があったし
その点では城福サッカーが少し浸透してきてるのかなとこの場面を見て感じました。


ただ、全体としては物足りない印象がかなりありますよね。
一ヶ月二ヶ月くらいでは変わらないのだと思います。

今後チームを仕上げていく上でオシムの下で鍛えられた羽生や代表の今野
この試合で大竹が活躍したように梶山の個の能力は絶対に必要でしょう。

カボレやエメルソンがどうフィットしていくのかも楽しみですね。


この場面は図解したほうがわかりやすいかなとも思うんですけど
ちょっと時間がないのでこれでアップしてしまいます。
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2008年01月16日

羽生移籍

羽生が入ってきましたね。

今野残留のときもそうでしたけど
城福さんは彼にどんな言葉をかけたんでしょう。

羽生が移籍してきたそのこと自体の意味は
これからのチームでわかっていくことですが
新しい指揮官の言葉のチカラが僕はとても気になります。


MXのホットラインあたりでFC東京について熱く語る
城福さんの生の声をはやく聞いてみたいです。

これからやるサッカーのことだけじゃなく
彼のなかにあるFC東京に対する思い、
そして、これからのこのクラブのありかたなど
そういうところまで話してほしいです。

今野残留や羽生加入のことを思うと
もしかしたら、彼のそういうフィロソフィーが
ここ数年で失望してきた東京のサポーターに
また誇りや情熱を持たせてくれるんじゃないかと
ちょっと期待していたりします。


また熱いG裏になってほしいですしね。
ニックネーム aoaka-note at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2007年12月05日

071205

ホーム最終戦の翌日。

小平での練習試合で若手に混じって
一際いい動きを見せていたのを思い出す。

あのとき彼は何を思ってプレーしていたんだろうか。


そして、迎えたリーグ最終戦の甲府戦。
後半から出場しチームに最後の勝ち点3をもたらした。

あのとき彼はどんな思いでピッチを走ったのか。


最後までやり抜いたその姿はまさにプロだった。


この2年間でFC東京にもたらしたものは
結果として彼自身満足できなかったかもしれない。

けれど、苦しいときも変わらずに
ベンチで仲間を励まし続けた彼の姿勢は
きっとこれからの東京にも息づいていくだろう。


チームを去ることになっても
そのとき何かを残せる選手は偉大だ。

そうやって積み重ねチームは愛され強くなっていく。
ニックネーム aoaka-note at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2007年11月27日

ジェフ戦とマリユース戦 練習試合

日曜日、小平。


トップがジェフと練習試合。

全体的にみんな調子が良さげ。
池上の活躍が刺激になってるんだろうか。


トーチュウには昂太の記事が載っていたけど
僕にはそれより楽山とやりあう小山の元気の良さが印象に残ってしまった。

それから、川口のプレーもよかった。
若手に混じっても懸命にプレーする姿は去年までの文丈を思い出す。
こういうベテランはチームを下支えしてくれる大事な存在。
数字として評価できるものではないけれど
ベンチでの姿勢を見てもいい選手を連れてきたと思う。


相手のチームのジェフ。
黒部などもいてなかなか面白いメンバーだったが
そのなかでも一際目をひく選手がいた。

他チームのことをあまり書くのもどうかと思うけど
印象が強かったので書いておく。

まず、ファースプレーでもう何かが違う。
中盤にはいってた31番。

その場で携帯で調べたらルーキーだった。
昨年の八千代高校の