2009年05月28日

「東京ダービーに向けて」〜いざ、よみうりランドへ

昨日は仕事が早く終わったのでランドへ偵察に行ってみた。

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せっかくなのでゴンドラにのっていこうと
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と思ったら

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もう閉鎖してました。。

帰ろうかと思ったけど、せっかくなので
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いや、巨人にはいかないけど。。

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試合当日は動いてます。

さぁ、登りますよ。
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ヴェルディjr軍団が元気よく駆け降りてった。
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ようやく登りきると
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ジャイアンツ球場に到着
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ここまで10分くらい。

でも、ヴェルディグランドはこの反対側なのでまだ歩く。

ジャビットを横目に進むと
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スーパー銭湯『丘の湯』に到着
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入ったことあるけどオススメ。
露天風呂が広くてよいです。
試合当日は帰りにどうぞ。

よみうりプラザの脇をぬけて
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階段を下りると
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よみうりランドに到着SH010028.JPG

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先ほどの京王よみうりランド駅前から乗るゴンドラは
このよみうりランド入口脇に着きます。
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歩くとここまで20分くらい…。もう疲れたよ。。。

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ゴンドラ乗り場からヴェルディグランドまでは左に曲がって500m

あともう少し。
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ゴルフ場の手前を左に曲がって
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登り坂を進むと
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ヴェルディグランド到着!
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ここが当日の試合会場グランド
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ユースとベレーザが練習中。

しばらく練習を見ていたらすっかり暗くなってしまった。
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さぁ、いよいよ日曜日!
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『ヴェルディだけには負けられない』


●ヴェルディ公式サイトよりヴェルディグランドへのアクセス方法



今回は京王よみうりランドから徒歩という経路で行きましたが
ゴンドラに乗ればすぐ着くのでそちらをお使いになってください。
よみうりランド・ゴンドラスカイシャトルはこんな感じです。


またもう一つの経路として京王稲田堤駅からのバスもオススメです。
ただ、バスの本数があまりないので気をつけてください。

●京王相模原線「京王稲田堤駅」

バス「城下(京王稲田堤駅)」西菅団地行きバス時刻表

終点「西菅団地」

徒歩8分


<帰りに乗って帰ってきたので参考程度に載せておきます>

駅図
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南口の改札口を下りて右にUターンしながら出口へ。
右に曲がると京王ストアがある。
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府中街道方面出口
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横断歩道の向こう側にセブンイレブンがあって、その前にバス停。
(帰りにとったのでもう暗くてわかりにくいですが。)
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このセブンイレブンの前のバス停「城下」から終電「西菅団地」行き。
ここ
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降車後は徒歩で8分。
○ヴェルディの公式サイトから転載
降車後、道路を横断して日本テレビ生田スタジオを左手に見ながら坂を登り、右に大きく迂回する手前の住宅街に入る路地を右折して下さい。登り坂を直進し、突き当たり「菅さくら公園」を左に折れるとクラブハウスに到着です。




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2009年05月25日

Moving Football、観ている人の心を動かせ!

結果は報われなかった。

プロは結果が全て。負けたら批判されるのは仕方ない。
それは受け入れて次に結果を出すしかないだろう。

でも、この試合でFC東京が見せたサッカーは
今まで僕が見た中で最も質の高いものだった。

とくに前半、ビルドアップしていくときの
連続するトライアングルは、実に美しく機能的だった。
退場者を出すまで、上位の川崎相手に
FC東京はほぼ完璧な内容で試合を進めていた。


でも、この試合のハイライトはそこにはない。

退場者を出し、魔の10分間を過ごした後の
3-2とリードされてからの攻撃にある。

10人でカボレまで繋いで崩した場面。

全員が恐れずボールを繋ぎ、前に運んだ。
誰一人、蹴って逃げなかった。
ギリギリの場面で発揮する技術と判断。
チャレンジする勇気。
あそこには今までの積み重ねがぎっしり詰まっていた。

自分の応援するチームが誇らく、
勝ち負け以前にあの場面に僕は感動した。


シーズン当初、
城福監督の目指すポゼッションサッカーに
僕はかなり懐疑的だった。
FC東京の戦力を見れば、このチームにとって
サイドアタックがストロングポイントなのは間違いない。
ウイング、サイドバックともに質の高いタレントが揃っている。
それに比べ、ポゼッションに向いたMFは多くはない。
さらに、致命的だったのは、このチームは昇格以来、
積み上げてきたものの中でそこが最も欠けていたことだ。

FC東京は、ずっと勢いだけでサッカーをやってきた。
長い間、ビルドアップは直線的で
ハイプレスからのショートカウンターを得意とした。
そして、何よりも僕らFC東京のファンは
じっくりとボールを繋ぎゲームを作るよりも、
迷わずゴールへ突き進む速いサッカーを好んでいた。


城福さんは監督になるとき、
このチームでやることははっきりしていたんだと思う。
そして、今年はそこに真っ向から挑んだ。



2009シーズンもこれで13試合を終えた。
順位は14位だ。

でも、結果でファンはチームを見捨てたりはしない。


この試合の東京のサッカーは素晴らしかった。
誰が何と言おうと、僕はそう思っている。

『Moving Football 〜観ている人の心を動かせ〜』

この日のサッカーを続けていれば、
きっと多くの人が振り返ってくれる。

そう信じて僕はここから先、城福東京を応援する。
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2009年05月24日

今年も「ヴェルディだけには負けられない」んですよ

来週のプリンスリーグの東京ダービーに向けて
可楽blogさんよりバナーを作成してもらいました。

もちろん、まずは多摩川クラシコですが、
その後でよかったらブログの隅にでも張ってください。

今年もここをブレイクスルーにして伸びていってもらいたい。
そういう気持ちで盛り上げていこうと思います。

是非よろしくお願いいたします。


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2009年05月21日

ナビスコ 千葉戦

久しぶりにAWAYに行って応援もして試合も面白かったし純粋に楽しかった。家についたのは11時過ぎだったけど疲れも感じなかった。

個人的にもいろいろ見どころがあって、試合前のブログにも書いたけれど先日また久我山の試合を見て感化されることもあったし、プロの舞台で李監督のサッカーがどんなふうに繋がっていくのか、草民の初先発を通していろいろ興味が尽きなかった。

もうまったく試合と関係ない話になっちゃうけど、今東京のユースサッカーシーンは明らかにクラブユースが中心になってる。優秀な人材の都外校への流出もあるし、現実的に地方と同じことをやろうとしたら施設の維持管理費が大変だ。成立とか実践とか人工芝のグランドとかクラブハウスとか施設面で頑張ってるけど、そうすると今度学校からグランドが離れてしまう。いろんな理由で東京の高校が冬の選手権で優勝するのは難しい。
でも、今年のT1のチームを見ても東京勢にタレントがいないわけじゃないって思う。豊富な街クラブをベースにしてるから基礎技術のしっかりしてる洗練された選手が数多くいる。突出したチームはないけど東京都全体のレベルは全国と比べても悪くはないんじゃないかと。なら、そこを活かして強くなればいいんじゃないかと。
今の日本代表もそうだけど、限られているなかで何かを成し遂げようとするなら他と同じことをしても追いつかない。たとえば、去年の久我山は攻撃という一つの部分に特化して全国の舞台で鮮烈な印象を残して見せた。ベスト4の前橋育英にはかなわなかったけど、去年の久我山の快進撃は他のチームにも勇気をくれたと思う。
久我山のサッカーは間違いなく異質だった。限られた時間のなかで攻撃の連係だけを強化してきた。技術の高い走る中盤と、チャンスを決定づけるエース草民の存在。草民は≪チームのために≫守備を免除され攻撃に専念し続けた。
彼は、言ってみれば、久我山の攻撃サッカーそのもの。バイタルエリア攻略のキーマンだった。草民は久我山でアタッキングサードに特化してプレーしていた。
もし草民がFC東京の下部組織に入っていたらこういう選手にはならなかっただろう。彼一人の攻撃の才にチームは頼らないだろうし、チームは当然に彼にもハードワークを求めたはずだ。そうしたら選手権で見た守備をしない草民は生まれていない。王様になれたからこそ、今のレベルに到達した。最高の環境にいるから最高の選手が出るわけじゃない。

城福監督が期待してるのは彼の攻撃における最終局面でのヴィジョン(イメージ)だろう。それは今のFC東京に最も欠けている部分。
この試合で攻撃時に見せたプレーも久我山でやっていたことと変わらない。プロの寄せは早く自慢のドリブルを見せることはできなかったが、PA近くでボールを持ったときの選択は中央へ勝負に行くものが多く、そこでのイメージは東京にはいって数か月経っても依然そのままのようだった。典型的だったのは右サイドから斜めに出したスルーパスだろう。平山とは合わなかったが、久我山時代はああいうパスに周りが反応していた。
こうしてプロの舞台に立つ彼を見て、改めて久我山の李監督が語ったサッカークリニックでの言葉を一つずつフクアリで思い出した。育成のアプローチは本当にいろいろあるんだと思う。今の草民はバランスの悪い選手かもしれない。でも、プロとして必要とされるはっきりとしたストロングポイントがある。それは何よりも大事なことだ。

ただ、こうして磨いてきたかけがえのない感性もプロに入り、試合出場がなく試合感が鈍ると次第に薄れていってしまう。そうしてユース時代の自分にさえ勝てず多くの選手が消えていく。
今回の草民起用は新しい刺激をチームに与えるという狙いだった。でも、それは同時にその選手自身への刺激にもなっていることも忘れてはいけない。
草民はまだまだ戦力とは言えない。でも、持ってるものは見せてくれた。ここからがスタート。Jリーグで活躍するというのは本当に簡単なことじゃない。ここに立ったということはもうサッカーは遊びじゃない。それをこれから知ることにもなるだろう。


FC東京U-18出身の選手はプレースタイルをトップ昇格前から当然よく分かっている。逆に、ほとんど知らない高校出身選手を見るのはとても新鮮だ。しかも、プロになるような選手だから当然にその才能は見ていて飽きない。米本も然りだ。




たくさんの人が絶賛している平山のパフォーマンス。ここのところ主導権を握ることができているのは、間違いなく平山のポストプレーがあるからだ。あそこまでボールを収めてくれれば中盤は前を向けるし思い切ってプレーができる。
京都戦のときは相手が緩いのかなと思っていたけど、3戦続てるのだから相手云々ではなく平山自身が成長してパフォーマンスをあげてきているということだろう。今のプレーを続けていればゴールはいつか必ずついてくる。今はこのパフォーマンスを維持してチームのために働いて試合に出続けることが彼にとっては大事だろう。

それと、祐介。
前回はブーイングの対象だった。
実はこの試合前日にちょっとだけ小平に行って練習を見たのだけど、城福監督が祐介にボールの受け方、動きについてボールホルダーの位置も説明しながら細かく指導していた。もちろん、プロなら誰でもわかっていることだろうが恐らく意識づけ、確認といった意味で話していたと思う。
あのゴール。
平山のパスはたぶん意図的なものじゃないと思う。たぶんミスしてあそこへ転がっただけなんじゃないかって気がする(ま、どっちでもいいけど。)。それでも祐介があのボールに千葉のDFより先に追いつけたのは前日の城福さんのそうした意識づけもあったからなのかもしれない。高い位置で攻撃の選手がボールを持ったら裏を狙えと。そんな話だった(さすがに全部は書けない)。


あとは、金沢が黒子でよかったり、羽生の大きな動きがやっとからめるようになったとか、いろいろあるけど。
とりあえず試合のことはあんまりいいかな(笑。

次はクラシコ。
これで本物かどうかが試される。
ニックネーム aoaka-note at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2009年05月20日

プリンスリーグ関東二部 国学院久我山vs桐生第一〜草民のJデビューへ

先日の日曜日。
FC東京U-18の試合が終わった後、
プリンスリーグ関東二部の最終戦が行われた。

国学院久我山vs桐生第一

両者ともプリンスリーグ残留決定戦進出をかけた負けられない試合。

両チームとも控え選手、下級生が集まり大応援。
まるで選手権の西が丘のような賑わいの深川だった。

桐生第一の10番はFC東京U-18に所属していた糸井。
前半はこの糸井を中心に桐生第一が猛烈なサイドアタックを仕掛けていく。
右サイドの選手の突破から立て続けにチャンスを作る。
その流れの中で得たFKを糸井が見事にヘッドで合わせて先制。
応援団からも糸井のチャントが鳴り響く。

対して、久我山は桐生の勢いにおされボールを前に運べない。
単発の無理な攻撃ばかりが目立つ。
前半を見ただけでは桐生第一のゲームで終わるかと思えた。


ところが後半になると試合の流れが一変する。

負けたらその時点でT1への降格が決まってしまう久我山は開き直った。
桐生第一の運動量が落ち始めると、いよいよ久我山のドリブルが冴えてくる。
9番の双木のドリブル、10番松本のミドルシュートがバーを叩く。


久我山の李監督は高校サッカーでも異色な人だ。
そのサッカー哲学を今月のサッカークリニックで監督自らが語っている。

とにかくゴールへ向かう。まっすぐに。
『ゴールには最短距離を考えて縦に一直線で向かい
横へ行くのは相手を避けるため仕方なく行う』。

後半の久我山はまさに李監督の言葉どおりだった。

誰もがゴールに向かってプレーする。
とにかく全てがドリブル。全てが中央突破。
サイドに向かうようなドリブルが一切ない。
前へ前へ。
ゴールへ最短距離で突進していく。

当然のように相手の守備に引っかかる。
周りからはなんて不効率なサッカーだと思われるかもしれない。
でも、これが久我山のサッカーだ、と
そう言わんばかりに選手達は桐生第一の壁に挑んでいた。

それは選手権で草民達が見せたスピーディで華麗な
あの攻撃サッカーではなかったかもしれないが、
その真っ直ぐさが余計に李監督の言葉をはっきりとさせてくれた。


そして、中央を叩き続けたことがサイドを開き、
GKとDFラインの合間にスペースを開けた。
久我山は追いつき、ついに逆転に成功した。

しかし、桐生第一も諦めなかった。
ロスタイムに得たPKをエース糸井が決める。

結局、試合は2-2のドローでおわった。


久我山はこれからインハイの都予選。
それからプリンスリーグ残留決定戦へ臨む。

選手が変わろうとも彼らが目指すものは変わらない。



『美しく勝て』
これは久我山サッカーのキャッチフレーズだ。

李監督は言う。

『サッカーは自己表現のスポーツ。
自分で考えて自由にプレーして
そのうえで勝つ喜びを知ってこそ
サッカーが楽しいと感じられるのではないか』


久我山のエースだった田邊草民は
これから数時間後FC東京の選手として
初めてのプロのピッチに立つことが濃厚だ。

草民のサッカーは言ってみれば生粋の東京”街”育ちだ。
東伏見の早稲田クラブforza02で生まれたその才能は
李監督のもと3年間のびのびと真っ直ぐに育まれた。

草民の入団内定が決まったとき城福監督は
彼のサッカーに対するビジョンについて賞賛していた。
それは李監督の指導が間違いではなかったという証だろう。


草民の中に息づく久我山サッカーが
城福監督が目指すムービングフットボールに
どういう色をつけてくれるのだろう。


草民は久我山での最後の試合。
チームのために何もできなかった。
前橋育英のプレスの前にその存在さえも消されていた。

でも、彼はやり残したことをまだやり続けられる。
それもJリーグで、東京で。


ここまで一緒にプレーしてきた仲間のために。
お世話になったたくさんのひとたちのために。
そして、これから応援してくれるFC東京のファンのために。

今日が新たなはじまり。
草民、東京で『美しく勝て』!
ニックネーム aoaka-note at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

J1 vs横浜Fマリノス

互いに集中した守備を見せる引き締まった好ゲームでした。

FC東京は2ラインをコンパクトにしてマリノスの攻撃陣を封殺、中央の梶山と米本は守備意識も高く、両サイドの羽生と鈴木達也の献身的なハードワークで上下動を繰り返してくれました。縦にも横にもコンパクトで90分間気迫のこもった守備を見せてくれたと思います。

対して、マリノス。
新ステムは4-3-3。
前線の3枚はウイングというより、1トップ2シャドーのままで、渡辺がポストをして坂田が裏へ抜けるような形。狩野はフリーマンで自由に攻撃にアクセントをつける。中盤は松田をアンカーにその前に山瀬と兵藤が並ぶ。言って見れば、4-3-1-2のようでした。

序盤はマリノスペース。ピッチを広く使い両SBからクロスを入れていい形を作れていました。あそこで先制されていたらFC東京は後手に回り試合は全然違った展開になっていたと思います。

しかし、試合は次第に東京ペースに。

前システムの3-6-1の特徴であった1トップ2シャドー。この前線三枚のフレキシブルな関係がこの新システムの4-3-3にはミスマッチにうつりました。
FC東京のストロングポイントであるサイド攻撃を抑えるためには、前線のサイドの選手がハードワークをしてFC東京のSBに積極的にプレッシャーをかけていく必要があります。ところが前述したように狩野はフリーマンで自由に動き、坂田もまたワイドに張ってプレーしていたわけではありません。攻守が切り替わったときにFC東京のSBを誰が見るのかという部分では曖昧だったのではないかと思いますね。
結局のところは、FC東京側が持ち上がってきた状態で中盤の山瀬や兵藤が見るようになり、そうなると全体的に2列目が押し込まれ、前線との距離が離れてしまいマリノスはボールを奪っても攻めに出られなくなる。
また中盤がサイドに開けば中央は松田一人になりセカンドボールも拾いにくい。
試合が徐々にFC東京ペースになっていったのは必然のような気がしました。

でも、ここからがマリノスの凄さというか。この状態にあっても、中沢、松田、栗原とCBの対人能力が図抜けていて中では絶対にやられない。FC東京も徳永を中心に何度か効果的なクロスをいれたのですがゴールを破ることはできませんでした。
しかも、再三セカンドボールを拾いチャンスを演出していた梶山が怪我で後半早々に交代するアクシデント。
ここでチームを救ったのが梶山に代わってFC東京初出場の中村北斗。
セットプレーでの平山の落としを左足でミドルシュート。これが見事にゴールネットを揺らし先制しました。

この後、マリノスは斉藤学や水沼をいれてスピードアップ。前がかりに攻勢にでますが、これをFC東京も全員で耐え、最後のパワープレーもしのぎ切りました。


FC東京はチームに一体感もあってイイゲームができたと思います。縦にも横にもコンパクトに陣形を保てたことが、この試合新システムが機能しなかったマリノスとの差だったと思いますね。

マリノスはやはり新システムへの準備期間が短すぎたようです。とくに3-6-1から4-2-3-1に変えるならまだしもいきなり4-3-3ですからね。どう攻めるのかわからないなんていう狩野のコメントを読んでも戸惑いがあったのはわかります。
木村監督も今後4-4-2に微修正を計るかもしれないと語っていましたが、今のチームを活かしながら4バックへ移行するならその方がいいと思いますね。

しかし、戦ってみるたびに思いますがマリノスは後ろも固いしボールポゼッションも普通にできるし中位に沈むのが不思議なチームの一つです。やはり相当力がありますよね。
今は若い選手が増えましたが、そこを支えているのは松田だったり、中沢だったり。とくに松田は生え抜きで10年以上もうマリノスでプレーしている。ワールドカップにも出て酸いも甘いもすべて知ってる偉大な選手。
FC東京にも藤山や浅利という立派なベテランがいるけれど、こういう常にトップを走り続ける生え抜きの選手をFC東京もこれから出していかないとチームは強くなれないし、ファンの心をずっと繋ぎとめていくこともできないと思いますね。
今いる若い選手達に10年後そういうふうになってほしいと願っています。


次は多摩川クラシコ。その前にナビスコです。
ニックネーム aoaka-note at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ

2009年05月18日

プリンスリーグ第八節 FC東京U-18vs流通経済大学付属柏高校

試合詳細はコチラで。


流通経済大学柏との一戦は残念ながらスコアレスドロー。相手の思惑通りの結果になる悔しい引き分けになりました。

前節マリノスユースに10失点を喫した流経柏は、集中した素晴らしいディフェンスを見せ、最後まで失点を許さないことにプライオリティをおいて試合を進めていました。FC東京U-18としては前節の桐光学園戦に残した課題を克服する絶好の機会とも言えたわけですが、またも引いた相手を崩すことが出来ずに無得点という結果に終わりました。
もちろん、この試合では出場停止や怪我人等もありメンバーの組み合わせも思うようにならなかったということもあります。ただ、開幕からそうした状況で結果を残してきて、今の自分達が持っている力というのも彼ら自身よくわかっているはず。試合後に見せた選手達の納得できない悔しそうな表情がすべてを語っていたと思います。

プリンスリーグ開幕からこの一カ月間、新しい選手が試合経験を積み自信をつけて、それぞれ個人が力をつけてきているのは感じます。でも、ここからその各々のサッカーをチームにどう落とし込んで表現していくのか。今はそこの難しさにあたっているような気がします。

この試合では、待ち焦がれたエースFW重松がようやく復帰してきました。まだコンディション的にはトップフォームには程遠いものの、彼の復帰でチームの軸がはっきり定まるのは間違いありません。これからはこの重松とここまでで伸びてきた選手達がどう絡んでいくのか、そこに焦点は集まるでしょう。
そこで注目されるのは、やはり今年になって急成長を果たした山崎直でしょう。同じセンターラインで攻撃を担う重松と山崎直、この二人がこれからどういう色を描くのか。
今年の三年生はFC東京が深川とむさしという二つのU-15組織をもっての初の世代。クラブとしての6年前のチャレンジが一つ形として見られるところ(もちろん、ここが終着点ではありませんが)でもあります。むさし出身の重松と深川出身の山崎直、このタイプの異なる二人の化学反応がチームに何をもたらすのか。また倉又監督がどう組み合わせていくのかも気になるところです。


また、この試合では1年生32番山口泰志が初先発。深川ではキャプテンとして最後の大会高円宮杯では見事優勝を果たしました。優勝後公式サイトに載った彼のコメントを読んだときには、相手に対する素晴らしい姿勢にとても感動しました。
この試合では2年生MF佐々木とコンビを組んでボランチでプレー。前半は思うような仕事ができないようでしたが、後半になってからは見違えるように攻守に彼らしい落ち着いたプレーを見せてくれました。90分間フルでやれたことは大きな自信になったことでしょう。ますます今後の活躍が楽しみになってきました。

今年は高円宮杯七枠というレギュレーションも手伝い、序盤勝ち点を積み重ねたことで彼ら1年生を起用しやすくなりました。今年は中学3年生の二瓶を起用するなど、クラブとしても昨年までとはまた違った新しいアプローチを取り入れて育成強化にあたっています。
今年になって深川とむさしという2つのU-15の融合が見られるように、この新しいチャレンジが数年後どういう形であらわれてくるのか、自分も新しい物差しを用意してこの先を見守っていきたいなと思っています。


それにしても、流経柏にはうまくやられてしまいました。10失点した後に気持ちを切り替えて、あの集中力を発揮できるというのは流石に強豪校。選手交代で10番の福井を入れてきた時間あたりは危うくやられるところでした。彼のテクニックはちょっと図抜けています。それから、20番のスピードも相当でしたね。FC東京U-18のOB木下くんの弟もSBで出場。テクニシャンだった兄とはまた違う、フィジカルモンスター(プログラムより)ぶりを発揮して完封に貢献していました。
攻撃のタレントも揃え、守備もこの日見せた集中力を維持すれば、いつもどおり夏から確実に伸びてくる。そのときのためにもやはり彼らにも絶対に高円宮杯に出てきてほしいと思います。


さて、来週のクラ選の2次リーグ開幕をはさんで、次節はいよいよ東京ダービー。

『ヴェルディだけには負けられない。』です!
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2009年05月16日

プリンスリーグ第二節 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース

水曜日はレッズユースがアメリカ遠征に行っていた都合で延期となっていたプリンスリーグ関東第二節、浦和レッズユース対三菱養和ユースを見てきました。
結果は三菱養和が5ー0と浦和レッズユースに大勝。内容でも終始三菱養和がゲームをコントロールする完勝でした。

この試合、三菱養和がまず素晴らしかったのは、攻守の切り替えの速さ。攻撃から守備への意識が高く、素早く2ラインを形成して中央を固めて守りに入り、浦和のパスサッカーをゼロ封しました。
ここでとくに目についたのが、両サイドの田中豪と近藤。ウイングながら攻から守への意識が物凄く高く、前で決定機に絡んだかと思えば自陣に戻って守備をする。この二人の守備に戻るスピードには試合中何度も驚かされました。浦和のSBがオーバーラップしていい状態でクロスをあげたのはたしか田中豪が戻りきれなかった後半の一度くらいだったかと思います。(この場面の後サイドの二人で話し合っていたのも印象に残りました)

そして、またそこから形成する守備ブロックが著しく固い。
浦和ユースも華麗なワンタッチパスで最終ラインからビルドアップしていきますが、それができるのはこのブロックの外だけ。バイタルエリアに近づくと養和の強固なディフェンスに跳ね返されていました。
前半は一点しかスコアが動かなかったものの、一方的な養和のトランジションゲームだと感じました。ゆったりとパスを回して攻める浦和が決定機を演出できたのは石沢がワンツーで抜け出した前半終盤の一つくらい。あとは、遠目からのミドルシュートばかりでした。

今年の養和は昨年のメンバーが半数近く残っているため、やはりこの守り方に慣れているんだと思います。そうしたやり方で昨年の浦和をはじめ強豪と戦ったことで耐えることも知っている。それは、必ず悪い時間帯がくるサッカーにとってメンタルの面で有利に働くし、実際に今の彼らは少しくらい相手に回されても全く慌てるところがありません。
さらに加えて、守護神GK原田の存在。最後尾に位置し常にDFラインに声をかけ、攻撃時にも守備意識を落とさせない。彼の後ろからの声は養和守備陣の集中力の維持に大きく貢献していると思います。彼が凄いのはそこに留まらず、素早いフィードで攻撃の一手を担っていること。試合終盤も常にその意識を高く持ち、自らのキックからカウンターを狙っていました。


それにしても、今年の養和はタレントが豊富だなと感じます。
この試合を見ると全てのポジションに穴がないし、ベンチも層が厚い。

この試合ではハットトリックを達成したFW9番木村。昨年は泥臭く身体を張って走ってくれる恵津森がワントップでしたが、今年の木村はその大きな身体を生かしシンプルなボールもしっかり納めてくれます。頭、足もと、裏と、ターゲットとして的が広く、木村自身一人で前に進むだけのパワーがある。彼のポストのおかげで多少押し込まれても最終ラインはすぐにラインをおし上げることができます。FC東京と対戦したときよりボールに触る回数も増え、周りとの距離も格段に良くなりました。それは彼自身の成長もあるでしょうし、チームが彼を信頼してきている証だと思います。
先制した場面では、左SB2番早川が左足で出したアーリークロスに木村が浦和CBのギャップに入り見事にヘッドで合わせました。浦和のDF陣は試合開始から長いボールを蹴りこまれたときに、マークをはなす場面が見受けられたので養和としてはボールを奪ってからすぐに入れるアーリークロスは狙い目だったと思います。
ボールを入れた左SB早川の左足は精度が高く深い位置からでも決定機を作ってきます。FC東京も小平での対戦で彼の超ロングシュートから田中豪に押し込まれました。彼はSBなのでプレッシャーがかけにくく、どうしてもケア仕切れない。
攻撃から守備へ、守備から攻撃へ。この先制ゴールも養和の攻守の切り替えの意識の高さが伺える質の高いゴールだったと思います。


そして、昨年と違う、今年の養和の最大のストロングポイントは、サイドプレーヤーの質の高さとそのタレントの多さです。昨年はサイドに前も後ろもできるポリバレントな選手を入れたりして攻守のバランスをとっていたのですが、今年はチームのレベルが一段上がり、このポジションにもより攻撃的な選手が目立ちます。この試合も田中豪と近藤というアタッカータイプで、途中から出てきた前田、田鍋もドリブラー。これにまだエースの田中輝がいるというのだから恐ろしい陣容です。
また、彼らサイドプレーヤーがどんどん仕掛けることで養和の大きな得点源の一つであるセットプレーを得ることにもなります。ドリブルからファウルを誘うのは勿論、彼らがサイドに運ぶこと自体も重要です。あれだけCKが強いのですからゴールライン際で人数が足りていなければCKを取りに行くという判断は当然でしょう。
右サイドの近藤は、はじめて長い時間見たのですが一際目につきました。今日みたいなトランジションゲームをこなすには田中輝よりも運動量の多い彼のほうが向いていると思います。とにかく仕事量が多い選手です。守備への戻りも早いし、それでいてサイドから中央へ動き木村の競ったボールで裏に抜けたりもする。ドリブルもいいものを持っていて対面のSBを誘ってまた抜きを見せたり。ここのところ先発出場が続いてるし調子がいいのでしょう。今後が楽しみなプレーヤーです。


中盤の構成もFC東京が対戦したときと変わってましたね。玉城がアンカーのポジションについて加藤と佐藤が前という形でした。
玉城と加藤、この二枚看板が以前は養和の攻撃の中心でしたが、今はサイドアタックに重きがあるように思いました。とくに玉城については攻撃のアクセントというより、一歩引いたところでゲームをコントロールする役割とでも言うのか、中盤で試合状況を判断しながら適宜にチームの良さを引き出しているように感じました。
今の養和は攻守において様々なゲームの進めかたを持っています。攻撃ではポゼッションもカウンターもでき、守備でも前からも追えるし引いてしっかり守ることも出来る。だからこそ、どの状況でどう戦うか、試合の入り方から終わらせかたまで、ゲームをコントロールする目がとても大事です。この点で、キャプテンの玉城が担っている役割を考えると、彼はこのチームでは最も代えのきかない選手だと思います。
この試合では、前半に攻守の切り替えの速さで相手を圧倒し、後半はセットプレーで追加点を奪い、そこからは中盤でボールをまわして攻めに出る相手をいなして試合を終わらせていきました。
圧巻だったのは、後半に大きくリードした後、浦和が必死に左サイドで追い込んでいったにも関わらず、最終ラインから繋ぎ相手のプレスをかわして最終的にはゴール前まで持っていったところ。スペースへ次々に動いて常にトライアングルを意識してボールを繋ぐ。これが三菱養和のサッカーだ、と言わんばかりのビルドアップ。それは最後に自分達のアイデンティティを見せつけているかのようでした。
小平でのFC東京戦では10人相手に追いつかれるという試合運びの拙さを見せましたが、また一つ彼らも課題をクリアして前進しているのだと思いました。

ここ数年、斉藤監督に率いられ一歩ずつ階段を上がるように三菱養和は強くなってきました。
T1リーグを勝ち上がり、プリンスリーグに残留。そして、その中から新潟に入団した木暮のような選手も出てきました。
昨年のプリンスリーグ一部の戦いは、彼らにとって大きな分岐点だったと思います。厳しいリーグ戦の中で自分達の戦い方を見つけ出し、多くの強豪校やJクラブと対等に渡り合って、最後には一部残留を果たしてみせました。そして、その中で積み重ねたものが、その後のクラ選、Jユースカップに繋がっていったのだと思います。
今までも技術は高かったものの、モチベーションに波があり、一年を通して突き抜けることができなかった。でも、一つずつステップアップしていくことで選手達にも具体的な目標が見えていったのだと思います。

試合後、いつものように「We are Tokyo!」と声をあげ、応援スタンド数人の仲間と喜び合う養和の選手達。
選手権を目指す高校サッカーでも、プロを目指すJクラブユースでもない、街クラブの誇り。あの自由で奔放な、どこか笑ってしまうスタンドの応援風景。彼らがこのチームでこの仲間とサッカーをすることを楽しんでるのが見ているこちらにも伝わってくる。だから、僕らのような部外者の心さえも彼らはひきつけてしまうのだと思います。

今まではJクラブを倒すことが目標だったチームが、今Jクラブと同じ場所に立ち堂々と全国制覇を狙うだけの実力を見せています。
まずは、プリンスリーグ。そして、その後の夏のクラブユース選手権。今年の夏は彼らの戦いから目が離せません。
ニックネーム aoaka-note at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ユース

2009年05月12日

プリンスリーグ第七節 FC東京U-18vs桐光学園高校

試合詳細はコチラ


GWの連戦を乗り越えて帰ってきたホーム深川グランド。夏のような鋭い日差しで選手達を出迎えてくれました。

第七節の対戦相手は桐光学園。一昨年はプリンスリーグ開幕戦で、昨年はプリンス、高円宮杯で二度対戦しました。4-4-2のシステムから織りなす規律整った中盤のプレスには、高円宮杯の西が丘でFC東京も苦戦しました。昨年は超高校級のエースFW瀬沼を軸に、俊足で運動量のある寺前、岸兄弟、稲葉など多くのタレントが揃っていました。選手権は残念な結果に終わってしまいましたが、全国トップレベルの質の高いサッカーを見せてくれたチームだったと思います。

昨年の主力選手の多くが卒業した今年も桐光学園はレベルを落とすことなくプリンスリーグでも結果を出しています。開幕戦ではいきなり強力な攻撃陣を揃えるマリノスユースを相手に1-0と完封勝利。その後は高校勢には敗れるものの、レッズユースにも2-1と逆転勝利をしてみせています。

このFC東京U-18戦でも桐光学園は運動量豊富に走り回り、組織的な守備でFC東京のサイド攻撃を抑えてきました。
桐光学園のライン設定はあまり高くはなく、FC東京のCBにはプレッシャーはかけてきませんでした。ただその代り、FC東京のボランチやSBなどがボールを持ちビルドアップに入ると前線やサイドの選手がすかさずボールにプレスをかけていきます。桐光が2列目、3列目のラインをコンパクトに保つ中、そのボランチとDFラインの間に入ってFC東京の前線がクサビを受けて起点を作ろうものなら、猛然と桐光の選手が二人三人と寄せてあっという間に取り囲まれバックパスするしかなくなります。またサイドチェンジでも揺さぶっても逆サイドの選手が横にスライドして数的不利を作りません。縦にも横にもそのコンパクトネスが崩れない。それを成し得る桐光イレブンの集中力とハードワークにまったくもって驚きました。マリノスユースに勝ったことも全く不思議ではないと感じましたね。こういうチームがあるからこそ、プリンスリーグの一部で戦う意義があるのだと思います。


先制したのは桐光学園でした。10番西川の右からのアーリークロスに逆サイドのMF8番菅能が後ろから飛び込んでヘッドで合わせました。10番西川のスピードあるアーリークロスに対して東京のDFラインは戻りながらの対応となり、2列目から飛び込んできた8番の動きを捕まえることは難しいかったと思います。ボールを奪ってからの流れの中で瞬時に8番菅能と10番西川が互いに使いたいスペースを共有したことも凄いですし、さらに8番菅能が走りこんだ場所に10番西川がドンピシャで合わせた、そのキック精度の高さは特筆ものでした。まるでアーリークロスからのゴールのお手本のようで完璧なゴールでしたね。
今年も桐光はただ守備のチームだけでない、一発を備えているチームなんだということを認識させられました。あのゴールは敵ながら痺れました。

ハーフタイム、FC東京は布陣をがらりと変えます(中身は公式サイトを参照してください。)。4-5-1的な布陣にしてサイドアタックを強化してゴールを狙う意図が見えました。
照りつける日差しの中、後半が進むにつれて、桐光の動きが少し落ち始めました。しかし、それでも彼らの集中力は落ちません。FC東京深川出身のGK峰がファインセーブを連発。止むことのない4番CBの砂川のコーチングに引っ張られ、桐光は最後まで踏ん張りきりました。

FC東京は押し込んでいましたし、何度か決定的なチャンスも迎えたと思います。それでも結局奪ったゴールは相手の単純なミスと言えるCK後の梅内のヘディング<訂正:裏へ抜けてのシュート>のみでした。
あそこは桐光のDF陣がきちんとケアしていれば防げたところです。流れの中で全員が集中してプレスを掛けていた桐光にとって、セットプレーのところでミスが出てしまったのは痛恨だったでしょう。
一方、FC東京にとってはラッキーだったかもしれません。このミスがなければFC東京もマリノスユースやレッズユースと同じ轍を踏んでいたと思います。


この守備を崩すために必要なものは様々あると思います。ドリブル突破と言った個々の能力や、組織としてパスワーク・・・。
そう言ったところでやりきれなかった悔しさはこの試合に残りますが、あともう少しというところまで来ていたのも確か。
個々の輝きでは、山崎直が毎試合続けて見せているドリブルやキックフェイントからのシュート。あれは彼の形になりつつあると感じます。あのプレーの精度があがれば彼自身にとってもチームにとっても大きな武器になるのは間違いありません。
また梅内もヘディングシュートでこれで2点目。養和戦のロスタイムと言い、この試合のヘッドと言い、<訂正:梅内のゴールはトラップしてからのシュートでした。完全に記憶違いです。申し訳ありません。>値千金のゴールを二つ決めています。大事なところで決められる選手は何か持っているもの。最近サイドからいいクロスが入ってきているのでチームとしても中で決めてくれる選手がほしい。ホントにウメはあともう少し。もうちょっとで何か変わりそうな気がします。

またチームとしての崩しでは、前半途中にFW山口が見せたDFラインの裏へ抜けた動きなどはヒントになっていたと思います。
FC東京が右から左にボールを動かし、桐光がいつもどおりFC東京の左サイドに対して2対2(さらに、これに中でカバーリングが入る)をとってボールサイドに寄せてきたとき、その背後大きくついて山口が裏をとりました。あの山口の動きは桐光のサイド封じを無効化した、彼らしい秀逸なプレーでした。ただ覚えている限り、こうした動きを生かした攻めは少なく、そういう意味では以前に書きましたが、あのスペースが見える年森の不在はこの試合では大きかったのかもしれません。

それと、この試合は攻めてばかりであまり目立たなかったかもしれませんが、守備陣も高いパフォーマンスを見せてくれていました。後ろの平出、松藤、廣木は落ち着いたプレーで前がかりになる攻撃陣を支えてくれたと思います。ちょうど京都戦の今野とブルーノのようでしたね。


来週は山口がおそらく3枚目で出場停止です。三田も怪我で不在の可能性が高く、前目の選手が足りません。年森はランニングで汗を流していたので復帰してくれるとは思いますが、今後もさらに厳しい戦いが続くと思います。

次節の対戦相手の流通経済柏は今節マリノスユースに10-0の大敗を喫し、FC東京戦には気持ちを入れ替え向かってくるに違いありません。この桐光戦以上に中盤は激しい争いになることも予想されます。


そして、この流経柏戦が終わると、FC東京U-18は中断前の大一番を迎えます。
対ヴェルディユース戦、東京ダービー。
今年はアウエイのよみうりランドとなります。

昨年のFC東京U-18にとっては、ヴェルディユースとの一戦は大きなブレイクスルーになりました。今年もこのヴェルディ戦を東京ダービーとして特別な一戦として迎え、戦う彼らに何かを掴ませる舞台にしてあげたいと思います。
一人でもたくさんの人に会場に来てもらって今年も彼らに東京ダービーを味あわせてあげたいと思っています。


でも、その前にまずは流通経済大学柏戦。
昨年高円宮杯でも見せた、クラブと高校のガチバトル。

いよいよプリンスリーグも高円宮杯へ向けて後半戦です。
ニックネーム aoaka-note at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 ユース

2009年05月08日

J1 FC東京vs京都サンガFC

京都線はスコアレスドロー。
90分間ほとんど攻め続けましたね。シュート数は19本。CKは9本。ポゼッションもかなり高かったと思います。ただ、ゴールだけが奪えず勝ち点2を逃してしまって・・・もったいないゲームでした。

久しぶりに先発した平山は京都のボランチとDFラインの合間にはいってよく起点を作ってくれました。カボレとはまた違う持ち味で攻撃を引っ張ってくれていました。
守備では相手が引き気味だったこともありパウリーニョをケアしていけばそれほどやられる感じはしなかったし、ブルーノと今野の二人を中心によく集中していたと思います。

京都は連戦の影響か動きが全体的に重く、リトリートしてゾーンで守っているにもかかわらず、ラインで挟み込む寄せが緩かったです。ああいうふうに守るなら縦パスの入るゾーンには最低でももっと厳しく寄せていくべきで、さすがに引き気味で戦うとしても加藤久監督もあそこまで後手に回る展開になるとは思っていなかったでしょう。
ただFC東京もあそこまで相手にやらせてもらってゴールを奪えないというのはプロとして不甲斐ないと言われても仕方がありません。相手のパフォーマンスが低かったら大宮戦のようにしっかりゴールを重ねて勝たないと。こんなレベルの低い試合してたら味スタを満員にするなんて難しいと思います。

結果はともかく内容が相手より上回っているということは、チームが強くなっているということ。結果を出せなかった悔しさとともに、これだけのゲームができた自信も持ってほしいし、気持ちを切り替えて次のマリノス戦に向かってほしいです。
ニックネーム aoaka-note at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | FC東京 トップ